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tontonのジュビレ日記

ZORROさん素敵でしたが

HP師匠が先日、
「〇〇(私の名前が入る)さんのブログ、結構頻繁に更新してますね」とおっしゃる。

えええーー?!そんなことないですよ。私なんか少ないほう。
殆ど毎日、という方が多いですよ、この業界(註1)は。


「はあ、そうなんですか・・その業界ではね」

毎日更新。それも、ディープに思いを語る。
それが当然と思っていたが、一般的に見るとそうでもない、てことか。
え、そうなの・・・?


と、この業界の特殊性を感じさせられた事件でありました。


***


ところで、ZORROについて反芻するに、水ドン・ディエゴの素敵なかっこよさやら白羽ロリータの潔くもおっちょこちょいな可愛さやら緒月ガルシアのガシガシな大男振りやらそんな中でひとりシリアス路線を貫く音月ベルナルドの悲しさやらを思い出し、結論として、なかなか面白い舞台であった、ということになってしまうのですが、ひとつ、あーやっぱり植爺の弟子だなあ、と妙に感心したところがあったのですが、それが、ドン・ディエゴがZOROOになって民衆のために闘うぞ、と決意表明をする場面で、彼が銀橋で歌っている間、舞台ではカーテンにでかでかと馬に乗って走るZORROの映像が結構な時間、淡々と映し出されていた、ということです。

あーー・・・。これ・・。
せっかく舞台でやってるんだから、たくさん若手もいるんだから、ちょっとしたダンスで表現するとかさ。
ベルばらの時も、ちょい恥ずかしい思いをして見てたもんですが。
やっぱ、植爺の弟子。
ショーの「風林火山」の場面での映像の使い方とのレベルの差を見てしまった。




*註1
言うまでもなく「男役が出没する美麗なる舞台芸術ならびにそれが醸しだす夢に関連する世界」のことをさします
# by ichigoshoto | 2009-05-27 12:06 | タカラヅカ

ディエゴがかっこよくて

文句言ってるけど、水ディエゴはかっこよかったです(先に言いましょう)。

(ロリータ)にせゾロを追いつめ、剣を突きつけて刺そうとした瞬間に相手が女性であると気付き、瞬時にフリーズするところとか。
「女・・・?」 これがゾクゾクするほどいいんですわ。何度もリピートして聞きたい。

それから、あの場面、あの身のこなしのよさはなに? 剣をあわせてチャンチャンバラバラやってて知らないうちにロリータは抱きかかえられ、唇を奪われそうになってたり。ナマの男優がやったってここまでスマートに気障にきめられんだろう。
どーだ(って誰に言ってる?)



潔いロリータ(白羽)。
彼女はあこがれてしまうほど、潔い。このヒロイン像は好きだな。
銃殺刑になりそうになっても、ガルシアに命令に従えと静かに言ってのける。その後の台詞、「心の痛みを少しでも感じたら・・」みたいなのが凄くかっこよくてね。
やーこんな好きなヒロインは久しく会わなかった気がする(ちょっと日本語がくずれてます)。


緒月くんのガルシア軍曹。
今回の緒月くんは完全にコメディリリーフである。
ガルシアの馬鹿ッぷりでずいぶん楽しませてもらった芝居だった。彼の存在は大きい。

ここで、ガルシア語録。

誤:「本末転倒」 → 正:「主客転倒」
  「七転八倒」 →    「八面六臂」
  「ノミを潰して探せ」 → 「シラミ潰しに探せ」


早霧せいなが組替えしてきたことは正解だったと思う。彼のスキルが生きる。
今後、どんな見せ場があるか楽しみだ。

あとなんだっけ。
思い出したら追加します。
# by ichigoshoto | 2009-05-24 23:59 | タカラヅカ

ZORRO 2回め~今日は結構楽しめた

5月21日、2かいめ、観てきました。

あーそーなの。

この間より面白かったです。
この間は、勘弁してよな気分になったけど。そうでもなかった。

というのは、どういうことになってるか予め知っているから、知らずに補完して観てる。補完部分については下記参照。
で、「えー?どうしてー?」と悩まないですむから、お芝居についていけた。
コメディタッチのところはとても面白いということに気付いた。
ガルシア(緒月遠麻)、ロリータ(白羽)、ロリータの父と母(未沙のえると一原けい)(一原さん、サイコー!)それから、腑抜けを装うディエゴ(水)。この間より皆パワーアップしていて、余計に楽しかった。

このドラマは「冒険活劇」なんだから、単純に楽しめばいいのだ。
でも、単純にそう受け取れないのが、ベルナルドの存在だ。
彼の周囲だけシリアスだ。言葉を発しなくなった理由、それがとても重い。
ディエゴをかばって、思わず言葉を発し、銃弾に倒れて死んでいく姿は悲しくも美しく、ドラマチックだが、「冒険活劇」には不似合いだ。
「水戸黄門」だって「暴れん坊将軍」だって、善人は怪我はしても死なないでしょう。
そこが中途半端なんだわね。

あと、分からなかったのが、メンドーサ(彩吹真央)。
闘いが好き、てのがちょっと。それって、人殺しが好きってことか。それとも、ディエゴだけになにかを持ってるのか。
最後のほうになって、インディアンに両親を殺された、と叫ぶんだけど。インディアンに対する確執があったってことですか・・・終わり近くなって言うなよ、と思った。



***



<補完部分について>
こんなことやってる人、いないでしょうけど。


①3ヶ月前にディエゴの両親は捕らえられた(父親の台詞から分かる)のだから、スペインにいるディエゴに誰か知らせることはできたんではないか。そうすると、帰ってきたときのディエゴの態度、挙動はまるで違ってくるはず。
→補完:
ディエゴの両親が捉えられたとき、既にディエゴは船上の人だったんだな。だから、なにも知らないで能天気に現れたんだ。(それでも、港から居酒屋に来る間に誰かに会うだろうに。ロス・アンヘルス一の富豪の御曹司なら知らない人はいないだろうになあ・・)


②牢獄の場面で、ディエゴたちは普通に牢の入り口から入ってきた。守衛らしき兵がさっき行ったばかりなのに。正門からどうやって入ってこられたのか。
→補完:
もちろん、守衛をやっつけたんですよね。「ドカッ」という音が聞こえますね。


③最後のシーン。広場にゾロが連行されるが、これは実はロリータだ。さっき、ディエゴたちの隠れ家から普通に帰っていったけど。いつ、どこでこうなった?
→補完:
そりゃさ、家に帰ってからまたレディゾロの格好をしてウロウロしてたんですよね。それで、つかまったと。で、すぐそこでつかまったから、仮面を取る暇は無かったと。

ふ~疲れた。他にもあるけどこんなとこで。



 
# by ichigoshoto | 2009-05-21 23:59 | タカラヅカ