tontonのジュビレ日記

<   2012年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

星組 「ダンサ・セレナータ」 その4

ちょっと気になった人なんかのこと、思い出しながら書きます。




すずみん。涼紫央サン。

バーテンダーなんだけど、カウンターの中にいる姿、ほとんどなし、で、いろんなとこで、おせっかい・・もとい・・お世話を焼く(同じことか)。

とにかく面倒見のいい人。いろいろ気がついちゃって、ほっとけなくて、ついつい・・・という人ね。
で、女性トップダンサーであるアンジェリータ(白華サン)のことが好きで、ついつい話しかけ、手を差し伸べる。突出した性格でもなく、なんか凄い能力を示すわけでもなく、静かに穏やかに、でも、あちこちで彼の一言のおかげで動きが出てくる。そういう人でした。

男役のすずみん、これが見おさめでしたけど、
アクのある役じゃなくて、普通のいい人演じていて、それがしっくりとおさまっていて、本人も楽しんでいる風で。
で、印象は残っている。
これって、星組でのすずみんの存在そのものだったのかもしれない。


tonton的には、「太王四神記」の大長老。
お気に入りでしたね。

あと、「オーシャンズ11」のあたりから、レオンとの呼吸があってきたような感じしましたけど。
役柄がそうだったからかも。




****



白華れみサン。

あーとうとう辞めてしまうのね。
さびしいです。

最後の役、立ち姿が「私はダンサー!」な空気感があって、キリッとしててよかったです。





****


真風くん。

この人、上手いんだか下手なんだかわかんない。
いい味出してる時があるんだけど、人柄そのものでやってる? と思ったりもして。

ルイスって、「ええ加減にせーよ」といいたくなるような若者なんだけど、どっか憎めないですね。
これは、真風くんの持ち味なんだろう。

超シリアスでクールな役なんかやるとどうなるだろうか。
いつか見せてください。




****

ねねちゃん。

モニカでしたね。
マサツカさんにしごかれたんかなあ。
よかったですよ。


で、スゴイダンスのセンスの持ち主、という役で。

凄くがんばってるなあと思う。それが随所に見られる。
ちゃんと踊ってるよね。

でも、どっか、力が入ってる感じがする。一生懸命、一生懸命、一生懸命・・・で、力が入っちゃう、的な。力が入ってるから、全部振り遅れ・・で、重く感じる、みたいな。

もっと、力抜いて、スッと動いてみたらどうですかね。


一緒に行った友人は最近のタカラヅカを観てないんですが、ねねちゃん、凄いスタイルいい、と、感心してました。

スタイル抜群ですね。
それは武器でしょう。ウリでしょう。

この武器を前面に出した役どころを求む。







まだ、言いたいことあるので、つづく。
(大したことじゃないから、期待しないようにお願いします)
[PR]
by ichigoshoto | 2012-08-21 09:00 | タカラヅカ

星組 「ダンサ・セレナータ」 その3

まああの、柚希クンのダンスがたくさん見られて、そのほかにもあちこちでダンサー活躍してるので、ほとんど文句ないですが、

独立派側のリーダーたち、秘密警察に全部動向をつかまれてる、て、無防備すぎだ。
大体、連絡係に重要人物をよこす、って、警戒してくださいと言ってるようなもんだ。

現在のイサアク、職業なんでしょうか。あのいでたちはギャングのボスにしか見えないが。
とすると、彼との結婚でモニカは今は幸せでしょうが、平穏な将来とはいかないんではないか。
モニカのお父さんも当然反対するだろうなあ・・・前途多難だ。

ジョゼ(ラテン系なら「ホセ」では?)は、革命(と呼んでいいのか。いちおうそうしておく)後はなにしてるんかなあ。この国が社会主義になってるとすると、「ブルジョアの手先」的な仕事は無くなってるだろうから。でも、イサアクとモニカの居所を探しだして、お手紙出すことができるんだから、余裕のある生活はしてそうだな・・。

などと、いらん心配やら余計なお世話やらしなくてもいい想像をしてしまいました。
オバサンは、現実が気になる・・。



***



ビルの管理人のおじさん(美城くん)のセリフ、「ダンサーだった奥さんと結婚して・・」は、ちとおかしいね。マサツカさん。



***






さて、先日のカフェ・ブレークに紅ゆずるクンがご出演でした。
ホアキンの役づくりについて語ってました。

で、

「秘密警察」=「新撰組」

だそうですよ。
そう関連づけたらピンときたと。

そうですか・・・「誠の群像」のマリコ土方あたりを参考にしたのかな・・・いや、勝手に想像してはいけませんが。

新撰組をどうとらえているかなんだと思うけどね。

勝つ見込みがないとわかっていながら、己に課せられた使命を粛々と遂行する。
破滅への道と知っていてもなお進む。頑固なまでに己の信条を曲げられぬ。
私にとって新撰組の最期は、こんなイメージですが、
ホアキンという人は、そこまでの覚悟を持っていたかなあ。
であるなら、波止場のシーン、銃弾をイサアクに撃ち込んでいたはずでは・・・・。
わざと外した。
ということは、自分が信じていた世界が崩壊したということを確信しているわけで、もうがんばっても仕方がないと思っているわけではないですかね。

まあね。紅クンはまだ若いからね。
「善」か「悪」かで区別してるみたいだから、人間の心理の重層構造を表現するにはも少し待たないといけないだろうか。





まだつづく
[PR]
by ichigoshoto | 2012-08-08 09:00 | タカラヅカ

星組 「ダンサ・セレナータ」 その2

英真さんがいない、夢乃くんがいない。
そうなんだーというのをときどき思い出してましたが、その穴をきっちり埋めて、隙間を感じさせないのが、今の星組だと思う。



でね。
欲を言いますと、

もっとこう・・・うわっとはじけたかなとか、ふふんとか、クスクスとか、出たんじゃないかなーと、そういう場面がいくつかありましたね。

あと、単純じゃなくていろんなニュアンス表現してほしいなーと。
マサツカさんのは、そういうのが出てナンボと思うので。



トップと二番手のふたりのシーン、マサツカ劇には必ずありまして、これがおいしい場面設定になってるんですわね。

例の「二人だけが悪」のマリコ/ノルも相当楽しめることになってたし、「愛するには短すぎる」初演(「初演」をつけることになるなんて)のわたるさんととうこ、面白かったよね。
あと、「マリポーサの花」の水さんと彩吹さんのもよかった。

というわけで、マサツカさん作の舞台に出るトップと二番手の二人のシーンには重責がかかっているのです。
ご本人たちがどこまで認識しているかはわからないですけど。
普通に芝居してたらだめですよ。

じゃあ、今度のそれは不満だったということですか。
ということになりますけど。

うん、不満というわけではないけどね。
レオンも紅くんもよくやってる。
もっと深めてほしいと思うわけ。

「俺達は似ている」のところなんかね。
すらっと流れてませんか。
ここに彼(ホアキン)の心の底にあるものがちらとでも見えれば、最後の波止場の対決での印象も変わってくると思うのです。
ホアキンは、秘密警察の仕事を実はどう思っているのか。
彼の言葉の裏には、イサアクみたいな生き方への憧憬があったりするんじゃないのか。
ホアキンという人物は、体制側として描かれてますが、心の中には複雑なものを抱えてるとみましたが、マサツカさん、どうですかね。

こういうシーンのレオン、まだ、まじめだね。
すかしたところのレオンは、超が付くカッコよさですが、も少し、自在に変化が出るようになるといいなあと思います。



****

いい感じにニュアンス出てたなあと思うひとたち。



舞台を締めるベテランポジに入ったミキチグさん、いい味出してます。
幹部組に入って、これからだよね。
英真さんのあとを追う必要はないと思うけど、独自の持ち味を出していってほしいと思います。


美城れんクン。
今回もいい感じ。ゆったりとゆさゆさしたおじさんでした。
何とか軍曹もいい。たじたじとなるところなんか、サイコー。
この人が出ると、ちょっとほっこりする、思わずにやにやしてしまう。
そういう役者になってきました。
いいなあ。


あと、花愛瑞穂さん。
酒場のマダムと、最後のほう、モニカを波止場から船に連れていくオバサン(エヴァという名前があった)。セリフもほとんどないんですが、いい感じね。
酒場のほうは、歌うマダムで、いい声聞かせてくれてます。ファド風の歌だそうで。


話し変わるけど、ファドということは、この国はポルトガルか?
名前からラテン系かなと思ってたんですけど。


まだつづく
[PR]
by ichigoshoto | 2012-08-05 09:00 | タカラヅカ

星組 「ダンサ・セレナータ」 その1

星組東京公演「ダンサ・セレナータ」/「セレブリティ」観てきました。



「ダンサ・セレナータ」


マサツカさんお得意のテーマですね。

革命前夜。革命に命をかける者、それを阻止しようとする者。
彼らの相克のはざまで生まれる恋。
で、ダンスは付き物で、タンゴはよくつかわれるアイテム。

てな感じですね。

ドラマが成り立っていて、演ずる人たちがリアリティを持って立っていてくれれば、面白いことになると思います。


tonton的には、「二人だけが悪」が好きかなあ。(「ふたりだけがワル」と読んでください)

昔のですけど。マリコさんですけど。
主人公は珍しく体制側の人間でしたけど、
これが体制におもねらなず、独自の判断で行動するツワモノで、手掛かりの糸を手繰り寄せると、なんと、自分の過去の上司の悪事が露見し、結果的にゲリラの若者にもロシアのスパイにも協力させて、一件落着、という話でした。よくできたお話しでした。みんな、上手かったし。

わたるさんも町のちっちゃい店の店主役で出てましたなあ。出どころの怪しい武器みたいな品物も買い取っちゃうような、そういうことやってるおじさんで。
甲高い声で文句言うんだよね。
甲高い声は変わんなかったね。あはは・・。

で、主人公の男が偶然知り合った女性がシスターでありながら、内緒でクラブでタンゴダンサーとしてアルバイトしているという。
ちょっと、普通はあり得ない設定ながら、白城あやかのダンスがとても素敵でセクシーで、納得してしまいましたが。


あーマリコ語りをするとこではありませんでしたね。

現在の星組の話し。

この物語も似たような設定、で、レオンが踊れるからでしょう、主人公はダンサーだ。
(もちろん、過去にはいろいろいろいろあるわけで)

主人公が恋に落ちる相手も、ダンサーだ。
というか、天性のダンスセンスを買われて、本人の意思とは別に、クラブで踊ることになる。

ここらへんの設定が、今の星組のトップコンビにぴったり適合してるかどうかというと、う~ん・・・。
なんだけど、ま、それはおいとく。


イサアク、かっこよい。
外見も中身も力強くかっこよい。
それを演ってる柚希くんがかっこよい。
筋肉を感じましたけど、そういう鍛え方をしてきたのか。それとも補正の成果か。

酔っ払いに殴られそうになって、さっと手で制し、売り物の顔を傷つけるわけにはいかない、と言うところ。
レオンイサアクのかっこよさは、客席に向かって「そのとおりだろ」と言って、ねじ伏せますね。


いやそんなことより、ダンスいっぱい。
ガンガン、気持ちよく自信たっぷりに踊っているんだよね。
これがいい。


つづくよ。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-08-04 09:00 | タカラヅカ