tontonのジュビレ日記

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花組 「復活」/「カノン」 その5

「カノン」にいきましょう。「復活」についてはなにか思い出したら、てことで。

音楽用語である「カノン」の意味を考えて、なにか関連することになっているのかと期待すると、肩すかしを食います。

『世界の名曲を素材に、それにまつわる悲しみ、希望、愛などの“思い”を各景の主題とし、全体が一つの音楽詩として、生きる喜びを歌い上げます。』

とありますけど、「カノン」というタイトルにする必然性はないですね。
で、荻田くんなんかだと、いろんな主題のシーンのどっかにつながりがあったり、最初のシーンに回帰したりなんていう仕掛けをしのばせたりするんだろうと思うんだけど、三木さんのこれは、そういう関連性もなく、ひとつひとつのシーンの積み重ねという風には感じられませんでした。

しかしながら観に来る人のほとんどは、このショーのテーマはいかに表現されているかなんてことは考えないでただ楽しんでお帰りになるわけで、私もご多分にもれず、ですので、まあ細かいことはおいときましょう。
前置き長し。


***


タカラヅカのショーでよくあるんですけど、テーマソングのタイトルのリピートコール・・・つまり、カノン、カノン、カノン~♪ という繰り返しは、いい加減にやめたらどうかと思う。

のですが、ショーとしては面白かったです。

ほとんどのシーンにらんとむ登場で、ありゃーこれは大変だなーと思いましたけど、らんとむ、バリバリスカシて踊っていて、カッコよかったです。


全体が紫の色調の場面、美術館の絵画が動き出す、てことらしいですが、こういう怪しいの好きですね。
らんはなちゃんもしっかり怪しくて、怖くて、らんとむを手玉にとってて、よかったです。

ここで、娘役の中に花野じゅりあ嬢が入ってなくて、アレなんで? と思ってたら、次の場面、ロケットでしたけど、ピンで登場。
ダイナミックな肢体を惜しげもなく露出して、健康的なお色気でした。
元気が出ますね。


(続く)
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by ichigoshoto | 2012-03-19 09:00 | タカラヅカ

花組 「復活」/「カノン」 その4

蘭乃はなちゃん。カチューシャ。

ストレートに感情を吐露するのは普通に上手い。
で、可憐で無垢な時のカチューシャと、娼婦に堕ちてしまったあとのカチューシャとのコントラストもクリアに演じた。

で、できる人だと思うので、注文を言うと、
カチューシャのネフリュードフへの愛は変わっていなくて、突っぱねる態度は、彼を遠ざけるための彼女なりの芝居なわけです。
そういう、ウラハラの表現をもっと工夫すると、カチューシャの気持ちが伝わってくるのじゃないかなと思いました。

弁護士の前で感情を出して号泣するところで、ちょっとアレ?・・な感じを受けました。
もっと前のところから、ちょこっとずつそういうのを出してたら、ここの場面のインパクトは違ってくるよね。

難しいと思うんですけどね。
大きな舞台で、表情の小さな変化なんかじゃわからないしね。
あんまり大げさにやってもおかしいしね。

がんばってください。



***


弁護士ファナーリンの華形ひかるくん。

いいね。とてもいい。

いつもと同じように引き受けた仕事なんだけど、ネフリュードフとかかわっていくうちに、彼らを本気で助けたいと思うようになっていくのがわかります。
最初から「いい人」モードではありますが、割り切っていたはずが、彼の中の「いい人」が動き出す。
カチューシャが恩赦を受けられたのも、彼のおかげですよ。

華形くんは、ただ上手いだけじゃない味のある男役になりつつある。
「銀ちゃんの恋」のヤスを観たときに、スゴイ芝居をする人だなーと思ったのでした。
ちょっとタカラヅカをはみ出したか、とも思ったけど、そういう経験が役者華形ひかるの「味」を醸し出すのに十分に有効に機能してる、てことかね。
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by ichigoshoto | 2012-03-13 09:00 | タカラヅカ

花組 「復活」/「カノン」 その3

荘さん、いってみようか。

ネフリュードフの親友のシェンボック。

「荘節」ともいうべき、べらんめえ調の滑舌。
個性的ではあるけど、これは役を選びますね。
今回は、暗い中に明るさをもたらす役どころということで、効果を持っていたと思います。

明るくて軽妙洒脱。恋人とは結婚はしないと公言している、まー言ってみれば不誠実な男なんでしょうか。
しかし、不快感を持たなかったのはなぜかなあ。

シェンボックの相手のアニエス、パリの踊り子で、シェンボックと結婚を前提としない付き合いをしてるとなると、ほんとはもっとひと癖ある女性なんだろうと思いますが、相手役を演った月野姫花は可憐で純真なお嬢さんで、なんかちょっと違うよなあと思いながら、このカップルに好感を持ってしまいました。
役者の個性の効果ですね。
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by ichigoshoto | 2012-03-12 09:00 | タカラヅカ

花組 「復活」/「カノン」 その2

らんとむネフさん。

受けの芝居、我慢の芝居をさせたそうですよ。
それが彼の今後の糧になると。
それはそうなのかもしれないけどね。
これまでたくさんの役をやってきたらんとむに対しては、必要ないでしょうと思いますけど。
いい演技でしたよ。誠実なネフリュードフでした。
だから、カチューシャにお金を渡すところは、とってつけたような感じがしたんだわね。

で、オバサンの希望を言えば。

もっとガンガン動いて走ってぶっ飛ぶ「熱血男」(単純男ともいう)のらんとむを観たいです。
「カナリア」の(なんていったっけ)犬にさせられちゃうたかり屋のあんちゃんとか、「逆転裁判」のナルホドくんなんか、ハマってると思いましたけど。
笑いをとれる役者ですよ、らんとむは。
笑いをとる芝居は実は難しい。
そういう笑いをとる「熱い男」蘭寿とむさんを観たいです。

しかし、次の花組公演は「サン=テグジュペリ」ではないですか。
そうですか・・・フランス的思索的哲学的醒めた男。
タカラヅカ的なとんでも脚色もあるかもしれませんが。
どうなるんか、楽しみでもあり、心配でもあり。
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by ichigoshoto | 2012-03-11 09:00 | タカラヅカ

花組 「復活」/「カノン」 その1

東京宝塚劇場公演。

「復活」は、トルストイ原作のアレですね。
原作はどうのこうのというのはさておきまして、タカラヅカ版「復活」について。

結構いろいろあるストーリーをコンパクトにまとめて、ダイジェスト版でお送りしました。的な印象です。
ストーリーはわかりやすい。
あれがこうなって、だれがこう動いて、で、結果、こうなるのね、と。

ですが、筋書きを追うのに時間がとられて、ドラマが描ききれていない。

かつて自分が弄んだ娘の窮地を救い、結婚しようと思うに至るまでのネフリュードフの心の動きなんか見えないし、カチューシャが今でもネフさんを愛してるのはなんでかってのも伝わってこないし。
それで、最後にカチューシャがシモンソンを選ぶというのも、すんなりとは入ってこないわけですよ。そもそも、シモンソンとカチューシャとの間に愛は芽生えたのか否か。

そこらへんがもやもやなんだけど、だけどですね。
終わってみたら、私、泣いてました。
アレレ・・?
どこで涙腺が緩んだんだか。わからないです。
ロシア民謡の持つ哀愁にやられたのかもしれません。

ま、そんなこんなで、壇上でトップスターと相手娘役が寄り添わないエンディングというのも珍しいし、トップスターさんが銀橋を渡って去っていくのに合わせて幕が下りる、というのも、なんか退団公演のようで・・ね。
ちょこっとむずむずするもんが残りましたが。




そういうのはおいといて、ワタクシ的見どころに行ってみましょう。



***



裁判の場面。
ずらりと、陪審員が並んでるんですが。
これが、イケメン揃いでしてね。
ちょ、ちょっ・・・うわーこれはっ! 
てな感じで、オペラでしっかり拝ませていただきました(らんとむ、ごめんよ)。

イケメン陪審員の方々

彩城レア
冴月瑠那
輝良まさと  
真瀬はるか  
日高大地

の諸君です。

だれがどこに座ってたかわからないオバサンです。
プログラムには、1~5まで番号振ってあるけど。
舞台のテーブルにも番号つけてくれるとありがたいですな(そんなことより早く顔を覚えなさい)。



***



今回、京三紗おばさまのご出演を知って、あーまた場面をかっさらうことになるんだろうなと思ってましたが、期待にたがわぬ演技で、楽しませてもらいました。
押しとアクを品よくまとめて押し出し、この方が話し出すと、いっぺんにスポットライトがあたってるようでした。
宙組の「誰がために鐘は鳴る」のときも、準ヒロイン的突出でした。ステージのバランス的にはいろいろあるのかもしれないけど、この個性は面白いと思います。



***



花組って満月顔の若手男役、なにげに多いですね。
望海風斗、朝夏まなと、鳳真由の諸君とかですが。
それぞれ個性はあるんだけど、出てくるとまん丸でね。
だからどうっていうのじゃないけど。
瀬戸かずやクンなんかが出てくると、一息ついてみたり。
わたるさんだってまる顔でしたから、人のこと言えませんけど。


ところで、ノゾミくん、歌いいですね。
今回認識しました。




今日はこんなところで。
続きはあるかないか。たぶんあるでしょう。
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by ichigoshoto | 2012-03-10 09:00 | タカラヅカ

ADDIO/Dance of JOY その2

OSK三越劇場公演、第2幕。

【Dance of JOY】

ショーのほうです。
オープニングのシルエットで踊る男役に身を乗り出す。
この人、だれ?

照明が当たって判明。桐生サンでした!
カッコええですなあ。

で、このあとは、桐生サン中心に見る。

オープニングのスターさん入れ替わり立ち替わりの華やかなシーンのあと、桜花ちゃんが歌って、娘役のダンスですね。
これが、結構セクシーだけど若々しくていい。
そのあとが、桐生サンら男役がジーンズで踊る。ちょっと懐かしい感じの不良っぽさ。桐生サン、かっこいい。

その次は、アラビアのシーンで、桜花ちゃんが客席後ろから登場して歌う。
後光さしてます。スターだ。

で、ラインダンス。
キレがよくて、さわやか。こんだけ足あげやると最後は大変なんじゃなかろうか。がんばれ!

で、フィナーレに突入。
黒燕尾に腕まくりが、とても素敵です。

細かいところは忘却のなんとかなんですが、舞台の端から端まで、所狭しとステップ踏んでムーブメントがあって、とてもよかったです。

桐生サンと蒼音クンのダンスはさすが、堪能させていただきました。

娘役では舞美りらちゃんのダンスがやっぱり好きだなー。
ちょっとした表情の変化とか肩の使い方とか、チャーミング。





今日はこんなところで。
大したこと書いてなくて、すみません。
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by ichigoshoto | 2012-03-02 09:00 | OSK