tontonのジュビレ日記

カテゴリ:タカラヅカ( 54 )

春めいてまいりました

「おめでとう」を言ってからなんだかんだと時間は過ぎ、気がつけば2月も末でございます。
昨日今日は、暖かくなりまして、春が近いと感じさせてくれます。


いや、そんな季節の挨拶ではなくて、今日の本題は タカラヅカ についてです。

***


年明け、宙組は観にいきませんでした。
ボギーがユウヒかー。バーグマンがののかー・・・と思ったらちょっとテンションが上がらなくて(古い人間なんです)、時間があったら、と思ってましたら、終わってしまった。
面白かったみたいですね。1回くらい見たかったかも・・。今更、遅いですが。



***




で、花組の「相棒」青年館公演は観ました。

まとぶん、達者。これは、宴会芸から出た企画か・・?などと思ったりもして。
誠実な人柄をきちんと演じていて、さわやかでした。
夏美さんの「・・君があ~~」といういまどきの口調とか、未涼くんのコメディセンスとか、おおいに楽しみました。

テレビの「相棒」は、CSIとかNCISなんかがお気に入りな私はあのテンポにちょっとついていけなくて、1回くらいしか見てないのですが、それでもこの舞台は成立していてとても面白かったです。

真野すがたくんの姿のよさ(洒落てるわけじゃなくて)に気分をよくし、この格好良さをもっと追求していってほしいと思います。

ピアノを弾くシーンがあったけど、せっかくだから、蓋を開ければいいのにな、と思いましたけど。
あやねちゃんもまとぶんも自分で弾いてるんですよね。



***


星組「ハプスブルクの宝剣」/「BOLORO」東京公演も先日観て来ました。
お芝居はとてもいいです。レオンのすごい成長ぶりに喜びました。
ショーのほうは、いまいち。というか、ここのところのショーではワーストいくつかに入るでしょうか。
一言で言うと、「レオンをちゃんと踊らせろ」

まだ見る機会があるので、また書きます。


***


月組「HAMLET!!」青年館も、観ましたよ。
期待のマサオくんですので。

マサオくんも他の若手もがんばってました。
マサオくんも他の若手も超がつくほど入れ込んでがんばってるのは、ひたひたと伝わってくるのだ。そこに好感が持てました。
歌声がとてもよく出ていて、特に男役がみな声が安定していて聞きやすい。もともと、歌える子を選んだのかもしれないけど。みんな、よく歌っている。

アレ?、歌唱指導が違うのか、と思ったら、矢部玲人という方。
声楽畑の人ですね。
そうか、男役の発声はテノールと同じだからね。

が、芝居の完成度ということになると、越リュウや五峰さんとはちょっとレベルが違うのだ。
演技の質が別、というか。歌にこめるものもおのずと違ってくる。
この二人が出てくると感情が同化する。

越リュウから目が離せなくて、越リュウセンターで観てしまい、「クローディアス―欲望と苦悩の果て」と勝手にタイトル考えたりしてしました。

若手ばかりでは心もとないところをベテランで支える形なんだけど、時としてベテランの技が勝ってしまう、というのは、演出として難しいところでしょう。


ロック! 

であるかどうかは、千秋楽を見てきてから、また書こう・・・かな(こころもとない)。

では。
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by ichigoshoto | 2010-02-25 09:28 | タカラヅカ

宙組 「逆転裁判2」

赤坂ACTシアター、9月15日昼公演。
都合の良い日時で選んだが、この日は楽日で、私が観た公演は前楽だったのだ。


まさに、これが「ゲームと舞台のコラボ」。

演じる役者はそれぞれのキャラクターを把握し、なり切り、楽しそうに演じていて、「自家薬籠中の物」とはこのことか。対する客席は、期待に満ちて最初からテンション高く、登場するおなじみの人物に待ってましたと拍手する。
ゲームの中でのそれぞれのキャッチコピーの如くのしぐさを完璧なまでに再現する。
エッジワース(=ミツルギ)の肩をすぼめるて手をちょっと広げ「やれやれ」といったしぐさ。大げさにのけぞり、「そんな馬鹿なっ」とフリーズするしぐさ。
カルマのひじをついて人さし指をチ、チ、と振るしぐさ。
普通の法廷ものだったらありえない裁判官の迷走振り。
フェニックス・ライト(=ナルホド)の両手で机をバンッ。や、「異議あり」などはもちろんのこと、ゲームをやってる人なら、本物のナルホドくんやミツルギに会えて大喜び、というところだ。
いや、この一体感。

タカラヅカだからタカラヅカらしく、初めて観る人にもわかりやすく・・・などと固定観念にとらわれずに余計なことを考えずに、敢えてゲームの世界を踏襲し、人物をコピーし、再現することに心を砕き、役者にそれを指示し、徹底させた演出の鈴木圭の慧眼に拍手を送ろう。ノリノリでその指示に応じたであろう、蘭とむ以下の出演者の造型ぶりにも拍手なんだが。
(大先輩の”U”氏や”T”氏が手がけていたら・・と思うとぞっとしたりして)


まとめますと、大変面白く楽しいひと時を過ごした、ということになります。

探偵もの・法廷ものでは抑えどころである「調査」「謎解き」「理詰めの弁論」を期待したら全然違う。
いかにもゲーム感覚っていうのか。
うるさいことは言わずにノリを楽しもう、ということね。

ストーリーとしては、前作の続きで、なんとレオナは服役中(だよね)に死んでしまう(でも、臨終のベッドにニックがすがり付いてる回想シーンがあったが・・・細かいことは言わないことにしよう)。
因みに、ニックの最愛の人レオナは前作で美羽あさひが演ったんだが、今回は登場しない。というか退団しちゃったから出ようがない。美羽くんはレオナそのものになってた感があるからね、別の人を立てるというのもなんだから、死んだことにしちゃったのか。そこまで読まなくてもいいんですが。

で、ニック(フェニックス)はレオナの思い出を引きずっていて、ことあるごとにレオナを思い出して、でもって、「弁護士を辞める」とか言ってる。
え、ずいぶん後ろ向きじゃないかい? そんな宣言していいんかい?
でも、いろいろやってるうちに、「異議ありっ!」なんて叫んだりしてるうちにまた情熱を取り戻して前向きにやる気になるんだろうなあ、と思って観てました。(最後、そのとおりになった)

今回の弁護を依頼にくるルーチェ(純矢ちとせ)がニックのことを好きになって、ちょいロマンス的な雰囲気になる場面があるが、あれは蛇足だなあ。
純矢くんは、歌声がいい。


蘭寿とむ:フェニックス・ライト
熱血一直線のキャラにぴたりとはまり、愛すべき「ナルホド」像再び、である。
ダサくてカッコいい新しいヒーローである。裏の無いまっすぐな人物が嵌るというのは、さすが犬キャラのらんとむ。(プログラムにもワンちゃんとのショットがあったりして、自分でも認識してるってことなのか)
ヘアスタイルが一作目とちょっと変わっていて、横から見ると後ろの毛束が大げさに跳ねていて、鳩の尻尾か金魚の尻尾か、という感じになっている。原作の跳ねた髪型を再現しようと追求した結果か。

悠未ひろ:マイルズ・エッジワース
七帆のはまり役だったミツルギをどう料理してくるか、といったところが興味あったが、こちらのミツルギくんもまた良し。
七帆が繊細さとスマートさを強調していたのに対し、こっちは大きさを活かしても少し大人な感じ。で、どっか三の線が入ってる。ナルシスト風味が入っていて、定番のしぐさも大げさに決めてくる。自分の番で無い時も、あんなことやったりこんなことやったり、大サービス。相当研究したと見ました。
アンコールで「異議あり!そんな馬鹿なっ」と、これまた大げさなポーズ入りで、客席は手を叩いて大喜びだった。
彼は、わたさんの系統を継ぐ男くささの出せる男役(というかそのもの)だ。
ジャン・バルジャンみたいな泥臭い役を力強く演るとこを観たいなあ。


他の人もよかったよ。(と十把ひとからげですいません)(時間があったら書こうと思う)

春風弥里のダンスがカッコよかった。肩の使い方が素敵だなあ。

今日はこんなところで。
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by ichigoshoto | 2009-09-16 13:17 | タカラヅカ

太王四神記雑談

あのあと、ヨン様タムドク版(オリジナルと言えよ)を観てみよう、ということになり、TS*TAYAで順番に借りてきて観てます。
まだ最後までいってませんが。
うん、これは面白い。

みんな上手いよね。
ヨン様だって、甘いマスクだけじゃない。いろいろ思いがあって考えてるタムドク像を作っている。
若い人も上手い。アイドルに学芸会させて視聴率とろうみたいな、そういう作り方はしていない。
少年タムドクが気に入った。
気に入った人、結構多いんだが、コ将軍とか、あの大長老とか、チュムチとか。チュムチは簡単に女の子に手を出す男じゃないぞ。
大人のホゲもいい。素敵。でもどっか悲しげである。

で、鍛冶屋のパソン。
女性でした。
あ~なるほど。
でも、でかい野郎どもを相手に武器作る商売してるんだから、豪傑オバサンである。
タカラヅカの娘役がやるにはちょい、方向性が違っていなかったか。
一花ちゃんなんか、かわいらしくてさ、これ違うよな~と思ったのだった。
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by ichigoshoto | 2009-09-14 15:39 | タカラヅカ

星組 「太王四神記」 ver.2

8月22日昼公演@東京宝塚劇場。

T 「途中から付いていけなくなりました」
R 「そうね(笑)・・・原作はどうなってるのか・・おそらくタカラヅカ的な展開になってるんだろうけど。
  基になってるドラマを見たいと思った」
T 「うん。長いドラマを相当縮めてるから、展開が速い。ワンシーンを味わってる暇が無い」
R 「考えないで見ましょうということでしょう」

T 「柚希くんはトップらしくていいね。鳳稀かなめも頑張った」
R 「大型のトップと二番手。長身というだけじゃなくて、大劇場にマッチした大芝居。舞台に隙間ができないのがいい」
T 「大長老のすずみんが凄い存在感でしたね。
  ”くい~ふぁ~・・たぁ~むどく~・・”」
R 「いや、それほど誇張されてはいなかったけど。この人、路線だったんでしょ」
T 「最近はトップ路線とは一線を画してる感じね。別格重要ポストね。」
R 「トップを支える『できる』脇役は必要だよ」
T 「ずっとやっていただきたいですが、ご本人はやっぱりトップになりたいとか思ってるのかしら」

T 「私、ねねちゃんがちょっと不満でした。芝居はbig-root」
R 「big-rootてなんですか」
T 「ハイ、直訳してください。まず最初の出会いのところでタムドクに対する何かを感じさせないと」
R 「時々、台詞が平坦になるね。言葉の端端に芽生えていく愛をこめないとね」
T 「歌も踊りも群を抜いてるわけじゃない。筋肉もついていない」
R 「なかなか手厳しいですなあ。でも、ダンスは必要条件じゃないだろうかと思うね」
T 「フィナーレの群舞のところで、レオンの横で勢いよく踊ってるのは、琴まりえや百花沙里だったりするのよ」
R 「本来なら、トップコンビがみんなを率いて踊るところなのかな」
T 「今後の精進を望みたいです」

R 「若い子の中では、ぶっ飛んだ髪型の・・」
T 「チュムチですね。紅ゆずるね。思い切りのいい演技で、見た目も立派でした」
R 「あの子はトップになると思うね」
T 「私は、汐月しゅうくんが気になりました。好みです」

ファンモードになったところで、今日はこの辺で。
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by ichigoshoto | 2009-08-23 09:30 | タカラヅカ

宙組 「薔薇に降る雨」/「Amourそれは・・」その2

お芝居の感想続き。

アクセントというか発音というか、気になったところがあったんですがね。標準語のアクセントじゃないと思われる言い方を主人公及びその周辺で時々している。今まで宙組を観てきて、気になったことがなかったので、え・・?なんで? という感じ。

大和くんは関東出身でしょ。美羽さんは西のほうですが。
で、登場人物の性質上そういう設定というのではない。多分フランスのパリ辺りの話なんで(中でそう言ってたかどうか覚えていないけど)。ここで使うべきは標準語じゃないのか。

それから、悠未くん。彼も東京出身。
なのに、なぜ「・・・です」「・・・ます」の最後の「す」に母音を入れてる?
スマートでダンディな男性がこういうカツゼツではまずいだろう。

マサツカさんはご指導したんかいな、と、思いましたが、思ったようなキャラクタ作ってくれなくてそれどこじゃなかったのか。



***



ショーの感想。
岡田さんのロマンチックレビューシリーズですが。

もうネタが尽きたか、と思ってしまうほど、どっかであったようなシーンの羅列。舞台展開も平凡で、スペクタクルがあるわけでもなく、照明の妙で魅せるわけでもなく、淡々とシーンが登場して進む。

大いなるマンネリズムというのもありなんだけど、それを今の宙組でやるにはちと可哀想。こういう形式は姿を見せただけでオーラを降り注ぎ、芸と技で魅了するというスターでなければ成功しない。
やっぱり元気いっぱいとか、でかいことはいいことだ、の路線で見せないとなあ・・。

大和さんと陽月くんは、リアルバービードールコンビ。
並んで立っただけで、かっこよく美しい。
こういうところをちゃんと中心に据えて見せる(魅せる)ショーを作るべきでしょう。
路線の人たちにも、も少し違う方向で見せる工夫をしてあげたほうがいいんじゃないかと思う。

群舞になるとどうしても後ろのほうに目が行ってしまうんですね。
大海亜呼、春風弥里。ほかにも名前わからないけど、結構キレのいい子がいる。
前で踊ってるアリスちゃんなんかと差がありすぎで、なんにも工夫されていないのが気の毒。岡田さん、手抜きしたか。


***



さて、これで大和/陽月が退団して、組構成が一新されるのだが、またしても宙組の子たちは足踏みだ。
大空くんがトップになるのは楽しみだが、なんで宙組?
組子にとってはステップアップのチャンスと思ってたらまたトップが他所から到来で、いささかやる気をくじかれたりしてはいまいか、と心配になってしまう。
大好きな蘭とむだっていつまでも待たされたら旬が過ぎてしまう。「逆転裁判」でごまかすつもりじゃないだろうな、七帆だって美羽だってこれ以上は望めないから退団を決めたんじゃないのか、と勘ぐりたくもなる。

劇団は宙組をタカラヅカ五組の中でこれからどう位置づけていくつもりなのか。
あんまりいい加減にしてると、ファンも組子も離れていってしまうよ。
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by ichigoshoto | 2009-06-30 11:24 | タカラヅカ

宙組 「薔薇に降る雨」/「Amourそれは・・」

6月25日昼公演於東京宝塚劇場。

「薔薇に降る雨」から。

今度のマサツカさんのは、ハードボイルドタッチ。
にしたかった?
多少やさぐれた街の男と深窓の令嬢の恋。

主人公はフィリップ・マーロウかな。
で、麗しの女性は、四の五の言わずに運命に身を任せる潔さを持つ。
男の押しは受けてくれ、自分の希みに対しては控えめである。
男性からみたら理想の女性像でしょうか。

陽月華がしっとりと品がよく姿がよくて、グレース・ケリーのよう(またまた古い人をだしてきて)。
グレース・ケリーの相手役だと、グレゴリー・ペックかな。マーロウとはちとイメージ違うかもだが。

・・・大和くんはグレゴリー・ペックには見えなかった。
と言う点で、惜しい。

最後の船のデッキでのふたりの会話が洒落てて好きです。
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by ichigoshoto | 2009-06-26 14:14 | タカラヅカ

ZORROさん素敵でしたが

HP師匠が先日、
「〇〇(私の名前が入る)さんのブログ、結構頻繁に更新してますね」とおっしゃる。

えええーー?!そんなことないですよ。私なんか少ないほう。
殆ど毎日、という方が多いですよ、この業界(註1)は。


「はあ、そうなんですか・・その業界ではね」

毎日更新。それも、ディープに思いを語る。
それが当然と思っていたが、一般的に見るとそうでもない、てことか。
え、そうなの・・・?


と、この業界の特殊性を感じさせられた事件でありました。


***


ところで、ZORROについて反芻するに、水ドン・ディエゴの素敵なかっこよさやら白羽ロリータの潔くもおっちょこちょいな可愛さやら緒月ガルシアのガシガシな大男振りやらそんな中でひとりシリアス路線を貫く音月ベルナルドの悲しさやらを思い出し、結論として、なかなか面白い舞台であった、ということになってしまうのですが、ひとつ、あーやっぱり植爺の弟子だなあ、と妙に感心したところがあったのですが、それが、ドン・ディエゴがZOROOになって民衆のために闘うぞ、と決意表明をする場面で、彼が銀橋で歌っている間、舞台ではカーテンにでかでかと馬に乗って走るZORROの映像が結構な時間、淡々と映し出されていた、ということです。

あーー・・・。これ・・。
せっかく舞台でやってるんだから、たくさん若手もいるんだから、ちょっとしたダンスで表現するとかさ。
ベルばらの時も、ちょい恥ずかしい思いをして見てたもんですが。
やっぱ、植爺の弟子。
ショーの「風林火山」の場面での映像の使い方とのレベルの差を見てしまった。




*註1
言うまでもなく「男役が出没する美麗なる舞台芸術ならびにそれが醸しだす夢に関連する世界」のことをさします
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by ichigoshoto | 2009-05-27 12:06 | タカラヅカ

ディエゴがかっこよくて

文句言ってるけど、水ディエゴはかっこよかったです(先に言いましょう)。

(ロリータ)にせゾロを追いつめ、剣を突きつけて刺そうとした瞬間に相手が女性であると気付き、瞬時にフリーズするところとか。
「女・・・?」 これがゾクゾクするほどいいんですわ。何度もリピートして聞きたい。

それから、あの場面、あの身のこなしのよさはなに? 剣をあわせてチャンチャンバラバラやってて知らないうちにロリータは抱きかかえられ、唇を奪われそうになってたり。ナマの男優がやったってここまでスマートに気障にきめられんだろう。
どーだ(って誰に言ってる?)



潔いロリータ(白羽)。
彼女はあこがれてしまうほど、潔い。このヒロイン像は好きだな。
銃殺刑になりそうになっても、ガルシアに命令に従えと静かに言ってのける。その後の台詞、「心の痛みを少しでも感じたら・・」みたいなのが凄くかっこよくてね。
やーこんな好きなヒロインは久しく会わなかった気がする(ちょっと日本語がくずれてます)。


緒月くんのガルシア軍曹。
今回の緒月くんは完全にコメディリリーフである。
ガルシアの馬鹿ッぷりでずいぶん楽しませてもらった芝居だった。彼の存在は大きい。

ここで、ガルシア語録。

誤:「本末転倒」 → 正:「主客転倒」
  「七転八倒」 →    「八面六臂」
  「ノミを潰して探せ」 → 「シラミ潰しに探せ」


早霧せいなが組替えしてきたことは正解だったと思う。彼のスキルが生きる。
今後、どんな見せ場があるか楽しみだ。

あとなんだっけ。
思い出したら追加します。
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by ichigoshoto | 2009-05-24 23:59 | タカラヅカ

ZORRO 2回め~今日は結構楽しめた

5月21日、2かいめ、観てきました。

あーそーなの。

この間より面白かったです。
この間は、勘弁してよな気分になったけど。そうでもなかった。

というのは、どういうことになってるか予め知っているから、知らずに補完して観てる。補完部分については下記参照。
で、「えー?どうしてー?」と悩まないですむから、お芝居についていけた。
コメディタッチのところはとても面白いということに気付いた。
ガルシア(緒月遠麻)、ロリータ(白羽)、ロリータの父と母(未沙のえると一原けい)(一原さん、サイコー!)それから、腑抜けを装うディエゴ(水)。この間より皆パワーアップしていて、余計に楽しかった。

このドラマは「冒険活劇」なんだから、単純に楽しめばいいのだ。
でも、単純にそう受け取れないのが、ベルナルドの存在だ。
彼の周囲だけシリアスだ。言葉を発しなくなった理由、それがとても重い。
ディエゴをかばって、思わず言葉を発し、銃弾に倒れて死んでいく姿は悲しくも美しく、ドラマチックだが、「冒険活劇」には不似合いだ。
「水戸黄門」だって「暴れん坊将軍」だって、善人は怪我はしても死なないでしょう。
そこが中途半端なんだわね。

あと、分からなかったのが、メンドーサ(彩吹真央)。
闘いが好き、てのがちょっと。それって、人殺しが好きってことか。それとも、ディエゴだけになにかを持ってるのか。
最後のほうになって、インディアンに両親を殺された、と叫ぶんだけど。インディアンに対する確執があったってことですか・・・終わり近くなって言うなよ、と思った。



***



<補完部分について>
こんなことやってる人、いないでしょうけど。


①3ヶ月前にディエゴの両親は捕らえられた(父親の台詞から分かる)のだから、スペインにいるディエゴに誰か知らせることはできたんではないか。そうすると、帰ってきたときのディエゴの態度、挙動はまるで違ってくるはず。
→補完:
ディエゴの両親が捉えられたとき、既にディエゴは船上の人だったんだな。だから、なにも知らないで能天気に現れたんだ。(それでも、港から居酒屋に来る間に誰かに会うだろうに。ロス・アンヘルス一の富豪の御曹司なら知らない人はいないだろうになあ・・)


②牢獄の場面で、ディエゴたちは普通に牢の入り口から入ってきた。守衛らしき兵がさっき行ったばかりなのに。正門からどうやって入ってこられたのか。
→補完:
もちろん、守衛をやっつけたんですよね。「ドカッ」という音が聞こえますね。


③最後のシーン。広場にゾロが連行されるが、これは実はロリータだ。さっき、ディエゴたちの隠れ家から普通に帰っていったけど。いつ、どこでこうなった?
→補完:
そりゃさ、家に帰ってからまたレディゾロの格好をしてウロウロしてたんですよね。それで、つかまったと。で、すぐそこでつかまったから、仮面を取る暇は無かったと。

ふ~疲れた。他にもあるけどこんなとこで。



 
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by ichigoshoto | 2009-05-21 23:59 | タカラヅカ

雪組 「風の錦絵」/「ZORRO 仮面のメサイア」

5月17日東京宝塚昼公演を観ました。

和物のショーが先にあって、お芝居が二幕目というパターン。
で、一幕の和物ショーが「風の錦絵」というタイトルだ。風をテーマにいろいろな場面を見せる。

花道に赤白の提灯が並んだ板塀みたいなのがあって、その前にカラフルに色づけられた幟(ノボリ)が並んでる。歌舞伎座みたいな雰囲気を意識したのか。
で、そのノボリになんか書いてある・・・ふむ・・・「風まかせ」「風雅風流」「風花」「朝凪夕凪」「春風秋風」「風神雷神」「涼風」「つむじ風」「春一番」「突風疾風」(おぼえてきたんじゃないですよ)(開演前に時間があったのでメモった)
・・・ほおお。
こういうのとか、「白浪五人男」のところの舞台前のほうでの白羽と奉行たち、岡っ引きたちとのやり取りとか、ちょっとしたしかけが石田くんらしい。

五人男の場面は、五人組が並んで登場のところは華やか。白羽の岡っ引きが可愛くはまってる。
「風の盆」の彩吹の歌は演歌だ。森昌子の「先生」と一緒に歌える。サビのところなんか、せんせ、せんせ、それはせんせ~い~♪ うん、コード進行、一緒ですなあ。
小坊主のロケットにネコ、そのネコがチュチュみたいな衣装!
「ソーラン節」がとてもスマートで、わたさんがやった「ソーラン」とは趣を異にするなあ。
轟悠、出番は2場面だけど、一緒に踊ってる。しばらく前の「歌劇」などでは、ちょっとふっくらしたかと思ってたけど、絞った顎を見せてくれて、たいした人だなあと思う。変わらず硬質で太く響く歌がいい。
「さくら、さくら」のところは、歌謡ショー。
松本悠里が最後、ジャズダンスのステップを踏んでる!
フィナーレの最後のダンス、飛鳥裕の腰の座り方が一日の長、いや十何年の長!

いつだかOSKの「春のおどり」を松竹座でやってた時、石田昌也を見たことがある。
OSKの和物ショーのエッセンスを取り入れたかなと思った。
和物というと、お着物で日本舞踊、というのがタカラヅカでは不文律のような感じだったが、ちょっと変化を見せた。コンパクトにまとまっていて、時間(30分強)もちょうどよく、最後まで飽きないで楽しく観ました。


***


芝居のほうはね。谷正純作・演出ですが。

カモ~ン、マサ~・・・でしたなあ。

言いたいことはわかる。谷さんの思いも解るんだけどね。

搾取する支配者への抵抗、というよくある構図なんだけど、ちょっとマジメに取り組んじゃったところがあって、それが「勧善懲悪」の他愛ない冒険活劇として徹底できなかった。
「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」みたいに誤楽活劇に徹してしまえば良かったんじゃないか。あちこちの不整合はすっ飛ばせたと思うんだが。

例えば、インディアンの血が流れてるディエゴは捕まらないの? とか、家が無くなったディエゴはあのピンクのおきれいな服をどこで調達したの?とか、爆破するぞと宣言されたのに、なんで一騎打ちなんか始めちゃうのか、また、死んだメンドーサを抱いて歌なんか歌ってるけど、のんびりしてる暇ないでしょうに?(あとで、抜け道を作ってあった、と説明してたけど)(それでも、あの場合は一刻も早く脱出を、てとこだろう) そもそも、あそこでゾロとメンドーサが一騎打ちを始めるのが意味不明、まだある、捕まえたレディゾロをみんなの前に連れてきて始めて仮面を取るって?(緒月くんが驚いてましたが)(捕まえた時にまずすることが仮面を取ってゾロが誰であるかを知ることだろう) ベルナルドが言葉を発しないというのは何かの伏線かと思ったけどそうでもなかったみたいで、肩透かし(歌える彼に声を出させないとは勿体ない)・・・みたいな(ずいぶんありますなあ)(まだ他にも)(ま、しかし、連れは面白かったと言ってたから、感じ方はそれぞれなんだなあ)。

救いは、まず水のゾロは決まっててカッコ良かったし、アリの脳みそと言われるガルシアの馬鹿さ加減は笑わせてもらったし、ロリータのおキャンぶりも白羽がはまっていて面白かった。
ガルシアの「しらみつぶしに探せ」と言うところを「ノミを潰して」なんていう言い間違いなどは面白かったし、谷さんは落語に精通してるということだから、そっち方面のほうが向いているんじゃないか。

フィナーレのダンスで、白羽が彩吹や音月なんかとちょっとずつ組んで踊るシーンで、それぞれの笑顔が爽やか。これで白羽はさよならか。ちょっとしんみり。

今日はこんなところで。続きはあるかないか。
ところで、面長大好きなくせに、水夏希を描いていないことに気付く。なんでかなあ・・今度描いてみようと思います。
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by ichigoshoto | 2009-05-17 22:53 | タカラヅカ