tontonのジュビレ日記

カテゴリ:タカラヅカ( 54 )

オーシャンズ その5



美城れんクン。

資金調達担当の心強い仲間、レーベン。
でっぷりとした体型、左右に揺れながら歩く。
貫禄じゅうぶんのセレブおじさん。

声を発した時、汝鳥悠か、と一瞬思いましたよ。

美城くん、いつの間にかこんな役者になったんだなー。
劇団はこういう人を大事にしてほしいです。




****



白華れみサン。

クイーン・ダイアナ。
ヒネた我がままスターさんを頑張ってました。


「サン」付けで呼ぶのが似合うようになっちゃったなあ。
達者なのはいいことなんだけど、あんまりこういう役がハマってほしくない気分もあります。

凰稀かなめの相手役になってほしいと思ってたんですけどね(過去形で言うな)。




****


壱城あずさクン。

マジシャンのバシャー・ター。
鶴美舞夕くん扮するイエンのお師匠さんみたいな存在だが。

イレブンのうちで、どんな活躍してるの?
クイーン・ダイアナとも親交があるみたいですけど。
よくわからなかったですけど、次行った時によく見てきます。

でも、この人色濃いので、どこにいてもすぐにわかりますね。
実際はとーても可愛い子チャンなんだけど、いつも、とーても濃いので、なんとなく気になってきた人です。

これが当たり役! ていうのに出会えるといいね。




****


出てきたついでに、鶴美舞夕くん。

特技が活かされた。
今度の公演で、彼がいなかったら面白さは半減とまではいかないまでもいくぶんか低くなっただろう。

ヨーヨーは趣味でやってるんですか?
それとも、特訓の成果?





つづきはまた。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-25 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その4

プチお気に入りの汐月しゅうくん。

順番からいくと、次は、くれないクンかまかぜクンあたりかなと思うでしょうが、ワタクシ的にヒット順。

というわけで、



汐月しゅう@ブルーザー。

このデカ物ぶり、豪傑ぶり、ばかっぷり。
大笑いして楽しみました。

いいねえ、こういうとこから自分の個性を見つけて立ち上げていってほしいです。
あーおそらくは、端正な顔立ちしてるから、こういうキワモノだけじゃなくて、正統派の男役もちゃんと決まると思います。




***



ところで、フィナーレで若手が踊ったヒップホップ。

ヒップホップになってる度が高いね。
感じつかんでて、なかなか良かったです。


その昔―といっても2000年の話だけど―「ミレニアムチャレンジャー」で、初めてヅカでヒップホップやりましたけど、隔世の感ありだね。
あれは、リズムのとりかたが全然だめでしたなあ。
(わたるさんもメンバーでしたけど)





つづきはまた。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-24 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その3

夢乃聖夏くん。
映画よりかっこいいディーラーさん。

踊るときの自己陶酔感、ナルキッソスぶりが好きです。男役はこうでないと。
長い長い足でビンビン!とキレよく小気味よい。

この公演が終わると雪組にご移動ですなあ。
星組の夢乃くんが好きだったんだけど。
新しい環境でも頑張って、自己陶酔してください。

しかしさ。
組替え後の出演予定が未定だそうで。
「ドン・カルロス」の次の雪組の大劇場公演までお休みとなると、一体どんだけ見られないことになるのだ?
夏のバウホールとか博多座とかに出演するんだろうなーとは思ってますが。
ともあれ、よい充電期間と思って精進してください。



***


ところで、プログラムのポートがいつになくスッキリとスマートで垢ぬけてて、かっこいいんですが。
VOGUEかなんかの特集ページみたいですわ。

レスリー・キーなんですね。
やっぱなあ。と思った次第。





つづきはまた。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-23 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その2

主人公の仲間が10人でチーム組む、という構図が、男役バンザイ!!

なわけですが、レオン以下の10人の男役たちがそれぞれ個性的で、とても面白かったです。



*****

未沙ソール、最高!
言うことなし。
これでさよならとはなあ・・。
「カナリア」のホームレスの爺さん(実は天使)とか、「愛たん」(「愛するには短すぎる」ですよ。ストーリーはひどくて散々けなした)の執事とか、思い出してもふふっとなります。

お疲れさまでした。
寂しくなります。



*****

すずみんラスティ、柔軟でかるい(でもって、賢い)(でもって、あったかい)ヤツ。
リビングストンに向かって、・・・じゃネッ?(いまどきの若者風に) で、思わず笑って、
最後のほうのダニーにペンを渡すシーンの「・・・はい」 がまた、かわいいやつで。
レオンとのやり取りがこなれてて、いい感じ。

「愛たん」の湖月わたると安蘭けいの丁々発止の掛け合いが好きでしたが、アレに匹敵する名場面を作れると思う。
演出家さんに頑張ってほしいですね。




つづきはまた明日(明日じゃないかも? 努力します)
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-22 08:25 | タカラヅカ

星組 「オーシャンズ11」

東京宝塚劇場公演、観てきました。

tonton的には、ひさびさのヒットかな。
連れも面白かったそうで。
もう一度観たい! と言ったら、連れにそれはないと言われましたが。ハハハ・・・。

レオンのダニー、かっこよかったです。
男っぽい。ジョージ・クルーニー見て研究したんですかね。

この間まで、某BSで、「ER」をシーズン1から3までやってまして、最初から見直して再度ハマりましたが、これのクルーニーがいいんですね。
ちょっとした顔の傾けかたとか肩越しに目線をあげて相手を見るときの様子とか。
きゅん。となりますね。

レオンくんの猫背かげん、男っぽい。

その昔、真琴つばさが、リアル男性は背中がまっすぐではないんだけど・・と言ってたことがあって、そのころ、男役はとにかく、姿勢よく肩を張って、という造型だった。

レオンは、現代的な新しい男役像を作ったと思った。というか、今回の星組全体で感じます。

でも、そこはタカラヅカですから、ほんとの男性より折り目ただしくて、キレがある。




ねねちゃんテス、よかったです。

キスされちゃって思わずその気になりそうな、でもそれは自分としては本意ではない、という戸惑ってるとこなんか、伝わりました。まだ、愛は残ってるね・・と。
役どころが、映画版のテスよりも純真でうぶな女性でしたが(ドレスの着こなしとか、ちょっとやぼったいとこが合ってる)、押し出しはかなり大人っぽい。
この空気感はかわいこチャン娘役には出せないですね。
小池氏は、かなりジュリア・ロバーツを意識したように思いました。
む・・・そーかー・・・。
ねねちゃんのこのポジションは、「テス」ありきでしたか(と、独り言)。


つづきは、また明日(明日じゃないかも・・・努力します)
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-21 08:58 | タカラヅカ

早霧せいな



d0037729_20183568.jpg





雪組の、早霧せいな。 ちぎくんです。




これは、「ロジェ」から。
水くんの退団公演でした。もうすぐ1年になります。
公演観に行った時に買ってきたポートをおいて、途中まで描いてはしまって、時々出してきて描き足したりしてまして。

まだまだ完成にはほど遠いですが、いつまで抱えてても完成しないだろうし、次が控えてますので、アップすることにしました。

「ロジェ」のちぎくん、世を拗ねてぐれちゃってて、でも、どっか寂しさが見え隠れする美青年で、おばさんは「はは」心をくすぐられたのでした。


「ニジンスキー」東京でやってますが、都合が合わなくて見られません。
どうだったのかなあ。
「牧神の午後」のあの有名な牛さん風の衣装、着るんだろうか、と、気になりますが。
[PR]
by ichigoshoto | 2011-05-16 20:17 | タカラヅカ

花組・月組まとめて

花組「サブリナ」と「エキサイター」

サブリナね。
うん、なかなか面白かったです。
蘭はなちゃん、可憐で細くてサブリナでした。
で、まとぶんライナスはよかったです。
映画のボガートのライナスはどう贔屓目にみても「オジサン」で、相手が違うだろ、と思ってたので、まとぶんのライナスはよかった。ほんと、かっこよかったです。
みすずくんと一花ちゃんの秘書コンビが芸達者なところを見せてくれました。
壮くんは、軽い奴を演じているんだろうけど、うわついた感じになっていた。滑舌、滑りすぎと思いましたが。

物語としては古いです。古きよき時代の、それぞれのポジションの人たちがそれぞれのポジションで何の疑問も持たずに幸せに暮らしている幸せいっぱいの物語。
パリに行ったふたりはその後、どうするんかいなー。ライナスは隠居してフランスで悠々自適の暮らしをするのか。でも、リーマンショックみたいなことになったら、そう優雅にもやってられないだろうしなー、とか。戻ってきて弟と会社を続けるのか、とか。サブリナはレディになったとはいっても社交界の目が厳しいでしょーなー、とか、余計なことを考えてしまうのは、時代なのか。私個人の問題なのか。


エキサイターのほうは、もう再演かーと文句も出てましたが、楽しいショーでしたから、私としては問題なし。
トータルでなんか楽しかったなーと思えれば良し、と、最近思うんですわ。

タカラヅカはそういう場所ではないとわかっていても、どうしてもダンサーを探してしまうのですが、そういうことは置いといて(おいといて、か)、楽しかった。タカラヅカらしいショーだったということかもしれない。




****



次。

月組。

「ジプシー男爵」と「ラプソディックムーン」

ジプシーのほうは、なんというか、これも、古きよき貴族の時代のオペレッタが元ねたですから、古いです。世界観が。感覚が。
現代の世界情勢やら民族のあり方やらを考えたら、混乱しますね。気分悪くなりますね。
だから、これはこれでよいと思います。だから、今回は、私も「ジプシー」で通します。

ただ、霧やんの主人公がやたらに自分がジプシー側であることを強調するというのが、鼻につきましたね。
これ、谷さんの色かな、と思いました。
もっとさらりと流していいのじゃないかと。このオペレッタのよさはそういうところではなくて、ウイーンの古典風味に混ざるエキゾチックな世界を楽しむ物だと思うので。

ジプシー娘のまりもちゃんがいい。
キレがよくて、小気味いい。男前な娘役だ。OSKやHKDCにはたくさんいるんですが、タカラヅカでは珍しい。気分爽快、この路線でいってほしいです。
で、男前のオネエサンのまりもちゃんを真正面から受け止められるふところの大きい霧やんがいい。

あと、要所要所に芸達者を配置して、芝居としてできていて、楽しめました。
娘役に達者な子が多いですね。

越乃さん、おじさん役定着で、組長だから当然なんだけど、軍服着て並んだところは一番ダンディ。
惚れ惚れ。
青樹くんが硬質且つ中身のあったかい人物造形。



「ラプソディックムーン」は、中村イットクさんらしいショーでした。
オープニングのミラーボールが回って、ゆめゆめしい前奏が始まって、タイトルをソプラノで何度も歌うとこなんて、あ~イットクさんだー。
ある意味、タカラヅカらしいというか、定番といってもいいかとも思う。どこがどうってことないショーなんだけど、これがなかなか面白かった。出てる人が達者なところを見せてくれたからかな。全体によく踊ってるし、歌える人が結構いるし。

特筆ものなのが、娘役だけのダンスシーン。これがいいのです。
まりもちゃんを中心に、ビシビシ踊る、というシーンが、男役のお着替えの間の時間つなぎでなくて、面白い。
トップ娘役が踊れるって、使えますなー。

こっちでもやっぱりダンサーを探す。
越乃さんを見ないわけにはいかない。あと、一色さんとか研ルイスとかが、ちょっと男役としては一日の長あり、の踊りっぷりで。
桐生くんは相変わらずのダンサーぶり。男役の色気がもっともっと出るといいなあ。と、できる人には贅沢な望みを持ってしまう。
霧やんは、なにやっても安定していて安心して見てられる。そういうスターです。ハラハラしないでいいから精神衛生上もよろしい。
どんなシーンでも、どんな役やっても、ハートウォーミングな特性。切なさとか、儚さとか、際どさとか、怪しさなんかとは対極の明るさがある。
まりもちゃんとの相性もよいようだし、互いに切磋琢磨してやってください。


龍と明日海は、実質、二番手、三番手ということになるが、物足りない。
男役としての進化、深化を望む。
[PR]
by ichigoshoto | 2010-11-30 03:25 | タカラヅカ

星組 「激情/BOLERO」

d0037729_23231328.jpg



星組全ツ@神奈川県民ホール公演を見てきました。

激情:
まあ面白かった(まあって・・・)
レオンの入り込み方がいいですね。で、ねねちゃんはあばずれで強気のカルメンで、今までみたねねちゃんの中で一番役にあってたかも。そういう役がはまるというのは、タカラヅカ的にはどうなん、というのはありますが。
フラメンコのところは頑張ってお稽古したんでしょうね。裾を踏まないかとハラハラしてみてましたが。
どうも、ねねちゃんはダンスに関しては、天からの”gift”はもらってないようです。

男役の群舞、娘役の情念のダンス、そんなのは楽しみました。謝珠栄のダンス、躍動感があってキレの表現しどころがあって好きです。
すずみんがメリメとガルシアと二役で大活躍。

BOLERO:
レオンは踊ってるのよね。
踊ってはいるんだが、「レオンが踊る」ということでこちらが期待するレベルのものが少ししか見られない。というところで、東宝劇場で見た時に不満だったわけです。トップだから歌もあるし、とか、1ヶ月の長丁場でそんなにハードにはできない、という事情もあるのかな、と思っていたけど、先日観た雪組の「カルナバレなんとか」では、水さんのダンスを堪能できたから、そうでもなさそうだ。
で、レオンのダイナミックかつ繊細な特性を引き出してこそと思うので、ラベルのシーンは動きのない振りであまり気に入らなかったのですが・・・今回、ちょっと振り変わりましたか・・はっきりとはわからないけど。いない人いるし。

レオンの客席降りの時のサービスの仕方がもろ体育会系でした。
元気で爽やか。これはこれでよし。


***


今日のお絵かきは、プログラムに載っていたお稽古写真の中の1枚から。
ホセがバラの花を出してカルメンを思い出すシーンだと思うんだけど、横長の絵になっちゃって、バラが切れちゃった(。_。)
[PR]
by ichigoshoto | 2010-05-08 23:24 | タカラヅカ

月組 「HAMLET!!」 屁理屈な補足

"ロック・オペラ" なんですね。

最初に観た時に、ちょっと物足りない感がありました。
ロックではあるけれど、ひと昔前のロックミュージカルつう感じで、内容はまるで原作を踏襲していて、斬新なところがなかったので。

なにを期待してたんですかなんだけど、「ロック」とわざわざいうからには、もっとウワッこうくるか、みたいなことになってたら面白いなあ・・みたいな、ね。
苦悩しないで行動あるのみのロッカーハムレットとか、シンディ・ローパーみたいにガンガン歌っちゃっうオフィーリアとか・・・あ、多くのかたには却下でしょうね。それは「ハムレット」ではないと思うでしょう。

しかし、ロックは規制の価値観を超えて進むという性格を持つ音楽ジャンルであり、文化なのです。
ロックは反体制音楽である、体制側に呑み込まれた(商業ベースに載った)ロッカーはロッカーではない、と豪語したロッカーがいましたっけ。そこまで極端に言わないでも、古い価値観にはとらわれずに独自の価値観を希求する精神を見いだすところに「ロック」はひとつの存在意義をもっているんじゃないかと思う。しかし、新しい価値観を提示し、それが大衆に認められる、即ち、売れるようになると、当然コマーシャリズムに取り込まれることになる。反体制を貫くには売れないことを覚悟しなくてはならないが、メッセージを世界に発信するには売れなくてはならない・・このジレンマは、ロックの宿命でしょうと思います。

ちょっと横道にそれました。

でこの、ロック・オペラ「HAMLET!!」について、私はそういう要素を幾分か期待していたところがあったので、最初は物足りないと思ったのだったが、こういうもんか、と思って観れば、「まあこんなもんか」。
出演者の情熱によって多分に補完され、感動を呼んだ、ということになる。

「こんなもんか」というのは、一昔前のいわゆるロック風の楽曲を使ったミュージカルみたい、ということで。


舞台の作りは既成のものを踏襲しているようで、どっか「エリザベート」を思い出すようなところもあったりして、目新しい感じはなかったですね。
「ジーザスクライストスーパースター」も、登場した時は、斬新な舞台が衝撃的だったわけだけど、今では古典ですね。
そういう空気を感じるのだ。だから、その路線をよしとすれば、「こんなもんか」。

藤井くんがショーを作るときの独自性、独創性をもっと使ってほしかったと思う。
偉大なるシェイクスピア作の超古典を材料にするということで、構えてしまったか、自己規制をしたのか、と思う。
台詞だって原作にとらわれる必要はなかっただろうと思うし、"to be, or not to be" なんかの定番の台詞にしたって自由な解釈で作ってもよかっただろうと思う。
そうすることで、「これはハムレットではない」「シェイクスピアの冒涜」などといった感想は出るかもしれないが、それでもあえて新機軸をだしていくのが、ほんとのロックじゃないか、と思うけど。
期待をする場所が違うのか。
[PR]
by ichigoshoto | 2010-03-03 12:45 | タカラヅカ

月組 「HAMLET!!」 千秋楽

舞台は、ナマモノ。

そう思いました。ほんとに。
今日は面白かった。
だんだんマサオ(龍真咲)がハムレットに見えてきて、毒がまわってきて死にゆくハムレットに涙してしまった。

マサオ君だけでなくて、みんながそれぞれの役を堂々と誇らしく演じていると感じました。
しばしば若さの勢いが年月により培われた巧みを上回るということがありますが、今日の舞台はそうであったように思います。
いや、若さの勢いと巧みとが拮抗し、呼応してがっちりとひとつの世界を作り出した、というか。

どこが違うのかわかりません。2日しか違わないのに。受け取る私が違ってたんだろうか。
でも、とにかく今日のはよかった。
タカラヅカの子たちが頑張るのは当たり前。彼らはいつも頑張っているのだ。そうして、頑張った末になにか「頑張る」以上のものを獲得する。技術だけではないなにかがそこにある。そこへ突き抜けた時に、私もなにかを受け取り、心が動くのだ。

それを簡単に言うと、「面白かった」ということになるんだろうが。

カーテンコールで、組長(=越乃リュウ)が、それぞれのここでの経験が次の公演で生きてくると思うということを言っていたが、おそらくは実感だったのではないかと思う。



***


さて、マサオハムレットですが、これが若くて最高にカッコいいのね。
まっすぐでひたむきな青年像を創り上げていた。
ただ、狂気を装っている時と正気に戻る時の境目がよくわからなかった。
普通に話していると思うととつぜん態度が豹変する時の怖さが出るとよかった。

有名な「生きるべきか、死ぬべきか」のところは、自分が、という解釈だったと思うけど、あまり苦悩している風に見えない。
そもそも、「ハムレット」って何について苦悩するか、というのが私にはよくわからなくて、叔父が仇ならさっさとやっつけてケリを付けてしまえばいいじゃないか、と思ってしまうほうなので、どう演ずればいいのか、というおとしどころはいまいち見えていないんですが。

♪トゥビアノットゥビー と聞こえてしまう歌(もちろん"To be or not to be")には最初は笑っちゃったけど、これが帰りの電車の中でも思い出され、家でも口ずさんでしまうということになっていて、いやいやどうして、藤井くん、メロディの刷り込みという点においては、グッジョブだったのかもしれない。

宇月颯がホレーシオという大変重要な役どころ。期待にこたえ好演。今日は冒頭の歌で引き込まれました。
2004年入団だって。そーなんだ。

オフィーリアの欄乃はなは、深窓の令嬢タイプの娘役。狂ったところ、鬼気迫るものがあった。
花組に行ってまとぶんの相手役が決まっている。若いみそらで大変だろうが(なに言ってるんだか)、頑張ってください。

レアティーズの珠城りょうはまだ演技がちょっと硬いと思ったけど、研2と知ってここまでできるということに驚き。ノーブルな顔立ちが気に入りました。特に横顔が美しい。
ハムレットとの立ち回りは若さが爆発して、なかなかの迫力だった。


***


こんなところで終わりですが、千秋楽ですので、カーテンコールの様子など少し。

まず、1回目の時に、組長が前に出てきてご挨拶。
それから、組替えになる蘭乃はながご挨拶。4年間の月組での生活は自分の宝物である。この宝物をリュックに詰めて花組に行きます、というような内容。「リュック」というのが面白い。いつもリュックを背負ってるのかな。
そして、主演のマサオくんのご挨拶。

3回か4回めにスタンディングになった。このあたりになると、マサオも言うことなくて、蘭乃に振ったりして。
そしたら、蘭ちゃんが「最後に、みんなでジャンプしたい」と言い出して、素直に言うこと聞いてあげてるマサオ。いいお兄さんみたいだった。
で、みんなで手をつないで準備OKになった時に、越乃さんは自分はしないと思ってたらしくて、隣のマサオに促されて「あ、みんなで・・」(だから、蘭ちゃんは「みんなで」と言ってたじゃないの)。
で、蘭ちゃんの「せーの」で、ほんとにみんなでジャンプしてました。
いやもう、かわいいというか若いというかほほえましいというかなんというか。公演の千秋楽の最後にこういうことをやっちゃうというのが。
このメンツで、この組長だったからできたことなのかもしれないね。

組長さんは、しっかりと次の公演「スカーレット・ピンパーネル」の宣伝もして、来てくださいと言っていた。
ハイ、予定に入れとくことにしましょう。
ここで観た子たちの成長を見るのもお楽しみのひとつになる。


ロックについての考察は、また次回に(あるのか)。
[PR]
by ichigoshoto | 2010-02-26 00:44 | タカラヅカ