tontonのジュビレ日記

カテゴリ:タカラヅカ( 54 )

花組 「復活」/「カノン」 その2

らんとむネフさん。

受けの芝居、我慢の芝居をさせたそうですよ。
それが彼の今後の糧になると。
それはそうなのかもしれないけどね。
これまでたくさんの役をやってきたらんとむに対しては、必要ないでしょうと思いますけど。
いい演技でしたよ。誠実なネフリュードフでした。
だから、カチューシャにお金を渡すところは、とってつけたような感じがしたんだわね。

で、オバサンの希望を言えば。

もっとガンガン動いて走ってぶっ飛ぶ「熱血男」(単純男ともいう)のらんとむを観たいです。
「カナリア」の(なんていったっけ)犬にさせられちゃうたかり屋のあんちゃんとか、「逆転裁判」のナルホドくんなんか、ハマってると思いましたけど。
笑いをとれる役者ですよ、らんとむは。
笑いをとる芝居は実は難しい。
そういう笑いをとる「熱い男」蘭寿とむさんを観たいです。

しかし、次の花組公演は「サン=テグジュペリ」ではないですか。
そうですか・・・フランス的思索的哲学的醒めた男。
タカラヅカ的なとんでも脚色もあるかもしれませんが。
どうなるんか、楽しみでもあり、心配でもあり。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-03-11 09:00 | タカラヅカ

花組 「復活」/「カノン」 その1

東京宝塚劇場公演。

「復活」は、トルストイ原作のアレですね。
原作はどうのこうのというのはさておきまして、タカラヅカ版「復活」について。

結構いろいろあるストーリーをコンパクトにまとめて、ダイジェスト版でお送りしました。的な印象です。
ストーリーはわかりやすい。
あれがこうなって、だれがこう動いて、で、結果、こうなるのね、と。

ですが、筋書きを追うのに時間がとられて、ドラマが描ききれていない。

かつて自分が弄んだ娘の窮地を救い、結婚しようと思うに至るまでのネフリュードフの心の動きなんか見えないし、カチューシャが今でもネフさんを愛してるのはなんでかってのも伝わってこないし。
それで、最後にカチューシャがシモンソンを選ぶというのも、すんなりとは入ってこないわけですよ。そもそも、シモンソンとカチューシャとの間に愛は芽生えたのか否か。

そこらへんがもやもやなんだけど、だけどですね。
終わってみたら、私、泣いてました。
アレレ・・?
どこで涙腺が緩んだんだか。わからないです。
ロシア民謡の持つ哀愁にやられたのかもしれません。

ま、そんなこんなで、壇上でトップスターと相手娘役が寄り添わないエンディングというのも珍しいし、トップスターさんが銀橋を渡って去っていくのに合わせて幕が下りる、というのも、なんか退団公演のようで・・ね。
ちょこっとむずむずするもんが残りましたが。




そういうのはおいといて、ワタクシ的見どころに行ってみましょう。



***



裁判の場面。
ずらりと、陪審員が並んでるんですが。
これが、イケメン揃いでしてね。
ちょ、ちょっ・・・うわーこれはっ! 
てな感じで、オペラでしっかり拝ませていただきました(らんとむ、ごめんよ)。

イケメン陪審員の方々

彩城レア
冴月瑠那
輝良まさと  
真瀬はるか  
日高大地

の諸君です。

だれがどこに座ってたかわからないオバサンです。
プログラムには、1~5まで番号振ってあるけど。
舞台のテーブルにも番号つけてくれるとありがたいですな(そんなことより早く顔を覚えなさい)。



***



今回、京三紗おばさまのご出演を知って、あーまた場面をかっさらうことになるんだろうなと思ってましたが、期待にたがわぬ演技で、楽しませてもらいました。
押しとアクを品よくまとめて押し出し、この方が話し出すと、いっぺんにスポットライトがあたってるようでした。
宙組の「誰がために鐘は鳴る」のときも、準ヒロイン的突出でした。ステージのバランス的にはいろいろあるのかもしれないけど、この個性は面白いと思います。



***



花組って満月顔の若手男役、なにげに多いですね。
望海風斗、朝夏まなと、鳳真由の諸君とかですが。
それぞれ個性はあるんだけど、出てくるとまん丸でね。
だからどうっていうのじゃないけど。
瀬戸かずやクンなんかが出てくると、一息ついてみたり。
わたるさんだってまる顔でしたから、人のこと言えませんけど。


ところで、ノゾミくん、歌いいですね。
今回認識しました。




今日はこんなところで。
続きはあるかないか。たぶんあるでしょう。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-03-10 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その13

真風涼帆クン。スリのあんちゃん、ライナス。

真風くんのこの名前。
かつて、オスカル役で人気だった男役さんのお名前とだいぶかぶりますけど。
アナグラムみたいで。ファンだったんでしょうかね。
でも、持ち味は違ってますね。

私は、最初に見たときに、水さんとそっくりでびっくりしたのを覚えてますが。
そろそろ、「水さんそっくりの」という枕詞は返上といきたいですね。

穏やかでいい人の雰囲気あります。持って生まれた癒し感。
それは素なのか、役作りの結果なのか。

「ブエノスアイレスの風」のときの(頼りない)印象が強かったので、「オーシャンズ」では、偉大なる父の後塵を踏み、多少いじけたスリのあんちゃんは、あて書きか、と思うほどぴったりだと思ったのですが、もしかしたら、こういう演技ができるようになったのかもしれない。

穏やかな感じを受けるのは、目線の影響があると思いますが、タカラヅカの男役としては、ときには、ビシーーッ!! ガンッ!!  みたいなビーム飛ばしも必要と思います。

お目目グリグリのタイプではないので、目線を効かせるというのは難しいんだけど、あまたのそのタイプの先輩方がそれぞれ工夫してインパクトを客席に投げてきたわけで。

がんばれ!!



****


あとの3人は、それぞれ役目はちがうんだけど、同じ感じに見える。
いまどきの若者風というスタイルがそういう印象になるんかな。


美弥るりかクン。 天才ハッカー。

彼についてはまだわかりません。
それなりに出来てると思うけど、天才ハッカーのオタクぽいところはもうひとつだったみたいな。
美弥くん、組替えですね。
飛躍を期待しよう。




モロイ兄弟。

如月蓮クンがおにいちゃんで、天寿光希クンが弟。

この二人、結構達者?・・う~ん・・よくわからなかった。別々に出てくると区別がつかないんですわ。いや、一緒でもわからなかったりして。すみません。
年取ると判別が大雑把になるといわれるけどね・・。AKBなんたらなんて、みんな同じ顔に見えるし。
そーいうこととも違うと思うんですけど、数見てないからだろうと思いますけど。
映画だと、この兄弟があらゆる場面でけんかしてて、そこが面白かったけど、舞台版ではそこまで入れられなかったか。

ヒップホップダンスのところ、よかったよ。
どっちだったかな(だから、まだよく区別ついてない)





「オーシャンズ」はこのあたりで。
また、お会いしましょう。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-02-24 09:00 | タカラヅカ

ナイアガラバサリ

さて、レオンのナイアガラバサリ! について、おたずねの向きがあり・・・ませんが、
こんなところに注目してご覧になってる方も珍しいでしょうから、ちょこっと説明いたしましょう。





****




フィナーレの最後。

階段降りのクライマックスが、トップスターの登場です。

で、階段の中間で立ち、テーマソングを歌いあげ、にこやかに階段を降りてきます。
ステージ中央前方に進み出る。




d0037729_20504041.jpg



こんな感じ。
ちなみに、「ナイアガラ」とは、羽飾りの後ろに垂れてる白い尻尾群(みたいなもの)。
レオンの(長い)足の後ろに見えてますね。勢いのある歩き方をすると、このナイアガラがユッサユッサと揺れるのです。



で、客席に向かって一礼。

ここですよね。バサリ。


d0037729_20512945.jpg



わかりますかね、この絵。

お辞儀の勢いで、後ろのナイアガラが背中を超えて前に垂れてくるのですね。

わたるさんがナイアガラバサリ、をしたときに、それまで見たことがなかったので、感動したもんですが、レオンのそれは、わたるさんを上回る勢いです。


体を起こすときもよく見ましょう。
ナイアガラが、ポーンッと、後ろに吹っ飛びます。




・・・いえね。こんなこと、細かく観察して詳細に分析してどうなん? 
とは思います。

でも、この元気。
この体力。背筋力。


好きなんですわ。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-02-17 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その11


さて、
蛇ダンスについて、「オーシャンズ その9」で、私、自信をもって、「既出。」で済ませてましたけど。
その既出の記述とは、「オーシャンズ その8」のところですが、

「レオンの蛇ダンスが最高にかっこいい」

これしか、書いてなかったですね。
アレ・・?
他に、なんも語ってないじゃないか。

あーでも、これですべてを語った、という気がします。

体のしなり、うねり、そして、躍動感。どこを切り取ってもバランスよく、無駄がなく、フォルムが決まっていて、美しい。ターゲットであるテスを陥れようと狙う、大きな目が効いている。
テスがも少し、キレのいい踊りができると、もっと盛り上がったと思うんですが(言うな)。


レオンの蛇といえば、わたるさんのトップ時代にもありましたよね。
あれは・・・「タカラヅカ絢爛」だったか。2004年の星組公演です。
ずいぶん昔ですね。

蛇の男女が踊るシーン。わたるさんが蛇おとこで、レオンが蛇おんなだった。
レオンは、ピンクのぴたっとした衣裳だった。
ポーズを決めながら進んでいくダンスで、これは全身の筋力がないと決まらないし、スタイルができていないとなに踊ってるかわかんない。
わたるさんは適当にはしょって力わざで踊ってました(ハハハ)が、レオンはまじめにきっちりと踊りきった。
美しかった。レオンのダンスがね。でも、まじめだったね。あくまでも、わたるさんがトップで自分は出すぎないように、という感じで踊ってた。あれはあれでよかったのだ。

今回の蛇は、人をたぶらかす特性があって、レオンはそれもちゃんと役としてダンスに盛り込んだ。
トップの風格ね。いいですね。




***



そういえば、蛇ダンスのシーンで見間違いがありました。記憶違いだな。

テリー王子が手に持ってるのは、「赤い」花ではありませんでした。
赤だと思い込んでたのね。
じっさいのは、ピンクっぽいマーガレットみたいな花だった。
なんか、王子さまが愛する人にささげるには、ちょっと貧相じゃなかろうか。と思いますけど。




***


あと、オーシャンチームで感想言ってない人いますが、次回にってことで。
て、まだつづくのか。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-02-09 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その10

「その10」まできてしまいました。
大したこと書いてないのに。


夏乃くん、この間のMX-TVのカフェ・ブレークに出てました。
かっこいいなあ・・。デカイし。やっぱり、私はデカイノスキーであるとあらためて思います。

で、バウホールと青年館公演に出るんですよね。
観にいくかなあ。



*****


さて、2回目ご観劇、してまいりましたが。

紅くん、ゴメン。
階段降りも、(ねねちゃんの前で)二番手のポジションでしたよ。
すずみんがエトワールで別ポジだったというのもあるので、微妙ですが。
自分の中で、まだだろうなと思って決めていたらしい。
人の認識能力なんてそんなもんだ。

あと、「私のアダムになってほしい」発言@テリーは、寝室の場面ではなかったですね。
で、この(寝室の)シーン、テリーが持ってたのはシャンパンのボトルで、自分から「今夜は帰るよ」と言って、帰っていったんだった。
オバサンは、すっかりテリーがその気でやってきて・・・と思い込んでました。
はぁ~。オバサン、やらしい想像してたようで。
人の認識能力なんてそんなもんだ。

それからですね。
紅くんの(怖い)テリーの演技ですが、あからさまに苦々しい表情を見せるとか、怒鳴るとかって、まーあるんでしょうが、今やラス・ヴェガスでは向かうところ敵なしで、表の顔と裏の顔と持ってるスーパーマンなわけで、こういう人はあまり表情を顔に出さないんではないかなと。
映画版は、アンディ・ガルシアがやってましたが、渋く静かな中になにを考えてるかわからない謎めいたところがありました。あれを覚えてるからなのかもしれませんが、テリー・ベネディクトは「大物」であるべきだと思います。
紅くんのベネディクトは、若い。
いや、紅ゆずるは若いですから。
じゃなくて、舞台でのあり方がね。
若さが出てしまうと、「大物」に見えなくなってしまう。

大物で、表情出さずに、怖さの表現。 て、どうやるんだ?
わかりませんが。

舞台だから、客席に伝えるためには、多少誇張した演技も必要なんだろうと思うんですが、そこんとこね。もひとつ工夫をお願いしますわ。頑張ってください(まる投げ)。


あとね、紅クン、歌う時、歌詞がよく聞き取れない。
エコホテルのことを歌で聞かせるところがあるんだけど、何言ってるかわからない。
音響の設定の問題か、と思いましたけど、レオンやすずみんの歌はちゃんと聞き取れたので、歌い方の関係なのかな。

歌は、内容を伝える重要な役目を持ってるわけだからね。
そこんところも、一工夫してほしいでした。

いろいろ注文付けてますが、銀橋の小技(コワザ)、二度目も楽しみましたし、長い手使って大きく見せるところとか、魅力はたくさんある。
頑張ってください。




*****



そうそう。
シカゴの電車の場面は、壁でした。四角く開いてて、そこんとこがドアになってた。
あの壁は・・・もしかしたら、セリの利用かな?

乗客が降りてきてドアが閉まり、発車して行っちゃうんですね。
あとは街の風景みたいなのが見えてる。
芸が細かい。

で、ここんところのダンスが面白かったです。
トレンチコート着たビジネスマンがカクカク踊ってたりしてね。
都会の孤独。



*****



この日は、ズンコさんのファンだった友人と一緒で、始まる前から「麻央侑希、ズンコさんそっくりだよね」と盛り上がり、そんな関係で、麻央くんを注意してみることになりました。

押し出しはよいね。
体格いい(も少し絞った方がよいのか)。で、乗っかってる顔が可愛くて、このギャップがいいです。
これからの人だと思います。それなりのテクを身につけたら、存在感のある男役になると思います。
頑張って、出てきてほしいなあ。



あと、れみちゃん。
上手いよね―。ダンスいいよねー。だけど、あんまり上手いとセンターから外れてっちゃうしねー・・。
パレードの黒のドレスとファー(だったと思う)の帽子なんか、とても似合ってて、洒落たマダムでした。大人の雰囲気持ってる娘役は、最近は脇に行ってしまいますが、それは違うと思うんだけどね。



レオンの羽バサリ、またまた見られました。
友人がのけぞって喜んでた。
客席で場違いにキャーキャーしてるオバサン二人は、舞台からは目を引いたことでしょう。
あれは、嬉しくて興奮してたのです。



最後に。

この友人にとって「オーシャンズ」は、フランク・シナトラなんだそうです。

え? なにそれ?

フランク・シナトラがダニー・オーシャンで、ディーン・マーチン、サミー・デイビスJrなんていう大御所がその仲間だったそうで。シナトラ一家だから、歌っちゃうし。
軽妙で洒落た映画だったそうです。

えーーそんな映画があったんですか!?
知らなかった。

探してみようと思います。





あとは・・思い出したら、書きます。
お絵かき予定中。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-02-03 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その9

tonton的(偏りまくり)舞台版「オーシャンズ11」の見どころ。


①蛇ダンス
②ショーシーン(マイク&3ジュエルズを含む)
③フィナーレ(°▽°)ノ
③シカゴ駅の電車
④レオンの羽バサリ




①は既出。

②はですね。これはもうタカラヅカならではでありましてね。レディ・ダイアナとダンサーたちが並んだところで、ワクワク。ゴージャスでよろしいです。
あと、EL CHOCLOのショーシーン。こっちはちょっとエロくて好き。
けど、タカラヅカ的にお行儀よくて、下品に陥らないラインを保ってます。
「大人も子供も楽しめるエンタテインメント」という、小林一三翁が目指した基本をきちんと守っている。

③ダンスがよい。SHUN、AYAKOという振付家ですよ。
イキがよい。かっこいい。レオン以下、男役がガンガンアピールしててうれしい。
羽山さんや若央さんの正統タカラヅカダンスもよいけれど、こういう新しい感じのもいい。

④スリの真風くんを、スカウトしに行くシーン。
駅のホームに電車が到着して、ドアが開き、乗客が出てきて散っていく。
普通にあるシーンだけど、この電車が映像。
電車が入ってくるところで、アー映像。と思ったけど、ドアが開いたら、リアル人間がこのドアから出てくる。驚きました。
こういう使い方があったんだ。斬新。
こういう使い方が演出だと思うのね。
「水さんが馬に乗って駆ける」ビデオを延々と映し出すなんてのとは雲泥の差があります(これ、誰だったっけ)。
技術的には、ドアのところだけ開くようにしたパネルか紗幕を使うんかなと思うんですが。次に行く時、よく見てこよう。

⑤これは、ほんとに個人的トピック。
パレードです。
最後、レオンが羽を背負って階段降りして、センターに出てきて、客席に向かって一礼する。
お辞儀の勢いで、ナイアガラが背中を超えてこっち側にたれて来たんですわ!
レオン、凄い! この力技! 
体育会系ですなあ。
わたさんがトップのころ、このナイアガラバサリ、をしていたけど、あれを上回る勢いで。
これ、続けてほしいです。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-31 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その8

小池さんの脚色・演出についてちょっと。

いつもの小池さんに似ず(え?)、アレはどうなっちゃったのとか最後につじつま合わせかよみたいなのを感じずに、最後まで楽しみました。

細かいところを言うとあるんでしょうが、とにかく、テンポよくサクサクと進むので、まーいいかと。
スピーディにドラマを進めることはエンターテインメントにおいては大事です。
すべてを説明するわけにはいかないから。




ベネディクトの新しい事業が、「エコ」を売りにしたホテルで、その発表イベントで、テスがホテルの専属シンガーとしてデビューすることになっているというのが、映画版と大きく違う前提条項ですね。
ダニーたちは、このイベントの間に金庫からお金を盗み出そうと計画してる。


このエコホテルの運営とタイアップしててホテルから寄付がいくことになってる自然保護団体の会長だか理事長だかの夫妻(ミキチグと毬乃ゆい/ゆいさんの歌声が聞かれないのは残念)がでてくる。

テスは学生時代にこの保護団体のボランティアをやっていて、なんかの集会で歌を披露したのが人前で歌った最初だったと、で、彼女はシンガーを夢見てやってきて、今回オーディションで抜擢された、と。ジュリア・ロバーツ(美術コンサルタントだっけか)の場合とだいぶ違いますね。
仕事できそうなムード醸し出しちゃってる大人の女性と、駆け出しのぽっと出のシンガーか。
ねねちゃんにはこっちのシンガーのほうが合ってると思います。
うまいこと考えたね、小池くん。

この自然保護団体の理事長夫妻の団体資金の使い込みをベネディクトが見つけ、捕まっちゃって脅されちゃう。

ここに、ラスティの恋人ポーラ(音波みのり)のお父さん(英真なおき)も捕まって合流。
天下泰平のお父さんがいい味出してます。

ダニーはダニーで捕獲されるんだけど、ブルーザーを抱き込んで、一芝居うたせ、自分は金庫に向かい・・・一人でドキドキだったスリのあんちゃん(真風クン)はほっとするのね・・・で、無事に金庫の中のお金をゲットする、と。


さらに、このエコホテルの名前が、「ホテル・エデン」。
でっかいリンゴの木がバックに出てきます。リンゴが生ってます。

で、アダムだイブだ、みたいな話が出てきて(そこらへんの流れは忘れました)、ベネディクトがテスに「あなたのアダムになりたい」(「僕のイブになってくれ」だったかも)だのって言って口説いたり、テスは「私のアダムはまだ決めてない」とか答えたり、さらには、テスの夢の中に蛇が現れる。

その蛇はダニーで(ここのレオンの蛇ダンスが最高にかっこいい)、テリー(ベネディクトのこと。テスはテリーと呼んでるのだ)の王子さま(白いブラウスに黒パンツ、手には赤い花(*)持って、て姿だから王子さまにしておこう)が現れ、テスに花をささげる。
ああ・・・なんて幸せ・・うっとり・・・しかし、気がつくと、王子さまはダニーになってて、蛇はテリーで。

えええっ? どしたの? なんでダニーが王子さまっ? と、ぎょっとしたところで、テスは目覚める。

そこへテリーが登場。セレブっぽいガウン着て、リラックスモードで、手にはワインのボトルとグラス。
やる気満々であります。(てことは、まだできてない、てことか。テリーって呼んでるのに)

テリーがマスターキイ(カードなんだけどさ)で入ってきた、と知って、驚き、ちょい不信感が芽生えるテス。
今さっきの夢のこともあって、今夜はだめ、と断る。

テリーさん、残念でした。(ここの紅くん、去り際にもっと怖い顔してほしいんですけど。こういう場合の定番ではない?)

ここの連想ゲーム、エデン~アダム~蛇⇒テスの戸惑い という流れが上手いですね。
テスはの心の中にはダニーへの愛がまだ残っていることに気づき、少しずつテスの気持ちがベネディクトからダニーに移っていく過程を表している。
ダンス表現、というタカラヅカならではの手法を上手く使ったと思います。


その他にもいろいろありまして、一言では説明できないんですが、このいろいろがそれぞれちゃんとつながるようになってて、いわゆる伏線というんですか、そんなのがちゃんとあったりして、小池くん、頑張ったねー。

プログラム読むと、今回の公演は結構綱渡り的に準備を進めてきたようですが、もしかして、小池クンは、追いつめられると集中できるタイプか?


ダニーはイベント会場に現れ、そこでイリュージョンにまぎれてテスを連れて消えてしまう、と。
テスは消える、お金は無くなる、地団太踏むベネディクト。
ダニーとテスはよりを戻して、めでたし、めでたし。
この幕切れの処理がちょっと弱いかなと思いましたが、まーよしとする。
映画だとまだ続くわけだし。


フィナーレでかっこいいダンス、いっぱい見せてくれて、余は満足じゃー。でございました。



続きはまた・・・明日・・・かな。




*訂正 (2月8日記す)

王子様テリーが手に持ってたのは、赤い花じゃありませんでした。
ピンクのマーガレットみたいな花。
花と言えば、バラ。バラと言えば、赤。と思い込から間違えたようです。
しかしね、あのピンクのさえない感じの色合い、王子さまが愛する人にささげるのにふさわしいかどうかというとね・・。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-28 09:00 | タカラヅカ

オーシャンズ その7

ラス・ヴェガスといえば、カジノとショーですね(類型的な認識)。

ショーで登場し、狂言回し的に要所要所で登場するコーラスグループ。女性3人グループと男性シンガー。
これが、大変気に入りました。

まず、3人組。
ナイスバディを銀ぴかの露出度の高いドレスに包み、アフタービートで歩く姿は、
まさに、  

スリーディグリーズ! 

シュープリームスというのもありましたけど、ルックス重視で派手なとこは、スリーディグリーズかな。(あるいは、ドリームガールのほうがわかりやすいか)


花愛瑞穂、音花ゆり、白妙なつ  のお三方。(白妙さん、ダイナマイト!!)


でもって、3人といつも二個一的にくっついて出てきて、歌う男性シンガー。司会者のようでもある。モータウン系の造型。テンプテーションズなんかのノリですかね。

この人誰ーー?
双眼鏡で見たけどわからなかった。

礼真琴クンです。
まだ、「うんと」が付く若手じゃネ?
うまいうまい、拍手、拍手。



いいですね。達者だね。
舞台のつなぎの場面でも飽きることありませんでした。


ちなみに、ヅカのスリーディグリーズの正式名は「3ジュエルズ」。

それぞれ、名前もあって、

花愛さんが ルビー
音花さんが サファイア 
白妙さんが エメラルド

男性シンガーは、マイク。



星組の層の厚さを感じます。





つづきはまた。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-27 09:40 | タカラヅカ

オーシャンズ その6

ここんところ、更新コンスタントに続いております。
いっぺんに書こうとしないで、ちょこっと一言ずつ、てのは、時間もストレスもかからなくていいみたいです。
読む方には細切れで申し訳ないですが。
よろしくお願いいたします。






*****





ここらで、紅ゆずるクンにいってみましょうか。
ダニーの敵、ベネディクト。

路線街道まっしぐらですわね。
フィナーレしょっぱな、花道でせり上がり、歌いながら銀橋を渡る、という、ベルばらやエリザでは二番手担当お約束の場面で出てきたので、キタキターと思ったわけですが。
階段降りではそういう順番でもなかったので、まだ確定ではないのかしら。

入団当時はそんなに前のほうではなかったのに、思い切りのいい演技でどんどん上がってきて、当人も劇団の抜擢に応えて頑張ってきた。



「ブエノスアイレス」では貫禄出せなくて背伸び感があって苦戦してましたが、この前の「めぐり会いは再び」ではレオンのお付き役ががっちり決まってましたし、今回のベネディクトもよくやってると思います。

よくやってるという言い方は控えめかもしれません。
オーシャンたちが11人がかりでやっつけようとする敵役をじゅうぶんに演じていたと思います。
これはこれで、この若さでよくやったと思うのです。

が、もひとつ、ほしいと思うのね。
表側は紳士に見せていて、その実、自分の利益のためなら手段を選ばぬ非情なところを持っている、海千山千の食えない奴、というのが、もうちょっとだったかな。

表の顔のときに垣間見えるもの・・みたいなのとか。
ラスト近くのいよいよ正体が見えてくるシーン、テスの手を乱暴に握るところ・・・あそこは、テスは背筋がぞっとしてるはず。われわれの背筋もぞっとさせてほしいです。
ダニーにしてやられて、悔しがってるところの感情のにじませ方なんかもね。

小池さんの演出がそこまでを求めていなかったのかも、ともとれますけど。


紅くんは、とても男役を演じることを愛していて楽しんでいるのが、ちょっとしたしぐさなんかでも感じるんですね。
立ち止まり、また歩き出すときとか、コワザをちょこっと入れたりしてニクイなーと思います。

これから経験を積んで、どう変化していくか、楽しみに見守っていきたいと思います。




今日はなにげにまじめに語ってしまいました。
つづきは、また。
[PR]
by ichigoshoto | 2012-01-26 09:00 | タカラヅカ