tontonのジュビレ日記
2014-09-11T16:42:57+09:00
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オトコヤク文化を愛するオバサンの棲息地
Excite Blog
OSK「夏のおどり」から ところであの曲は・・
http://torikara.exblog.jp/21042255/
2014-09-11T16:42:00+09:00
2014-09-11T16:42:57+09:00
2014-08-23T20:39:34+09:00
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OSK
タンゴのシーンですが。
最初が、「オレ・グアッパ」
コンチネンタルタンゴの名曲ですね。
で、曲調が変わって、アルゼンチンタンゴになる。
曲は、「タンゲーラ」です。
ピアソラではなくとも、ドラマチックなタンゴの曲はたくさんあるわけで。
もとの曲には歌は付いてなくて、演出家が考えた歌詞なんだろうか。
高世くんのアンニュイな歌い方がよい。
****
さて、ぼやぼやしてる間に、桜花ちゃんは退団して、OSKのHPから桜花昇ぼるがいなくなって、高世くんのトップ就任が発表された。
桜花さん、お疲れさまでした。
高世くん、これからもよろしく。
てことで、
もう次の公演が迫っている。
大阪方面では始まってますね。
私は、三越劇場で観る予定。
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桜花昇ぼるギャラリー その3
http://torikara.exblog.jp/21024536/
2014-08-21T07:05:00+09:00
2014-08-21T07:05:41+09:00
2014-08-21T07:05:41+09:00
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OSK
「わが歌ブギウギ」に出演した時のポートです。
真琴つばさが「笠置シヅ子」役をやった公演で・・え、と・・2005年ですね。
まだ、NewOSK日本歌劇団と言ってた頃ですね。
桜花ちゃんは、シヅ子の劇団仲間で親友、男役の「ユリー五十鈴」を演じました。
素敵な男役で、でも、光は抑え目だったような・・あくまでも主人公はシヅ子だから、ということだったんだろうね。
奥さんになったところ、また、素敵でした。
昔の絵ばかり探してきて載せてますが、新しいのも描きたいと思ってます。
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桜花昇ぼるギャラリー その2
http://torikara.exblog.jp/21018542/
2014-08-19T06:54:00+09:00
2014-08-19T06:54:23+09:00
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OSK
これは・・・ファイルに08という番号がついてますので、おそらく2008年の「春のおどり」。。かなあ。
焦点が定まらない感じが、桜花ちゃんだ! と、思ってたりします(笑)。
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桜花昇ぼるギャラリー その1
http://torikara.exblog.jp/21016120/
2014-08-18T11:21:00+09:00
2014-08-18T11:21:30+09:00
2014-08-18T11:21:30+09:00
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OSK
桜花昇ぼる卒業を記念して。
お絵かき帳からいくつかアップしたいと思います。
第一弾は、2005年の「春のおどり」のときのもの。
大貴、桜花、高世、桐生の4人描いて、つなげたのも作って楽しんでました。
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OSK 夏のおどり @新橋演舞場 その3
http://torikara.exblog.jp/21010584/
2014-08-16T14:00:00+09:00
2014-08-16T15:58:36+09:00
2014-08-16T14:00:40+09:00
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OSK
二幕は、洋物のショー作品です。
オーソレイユ! と副題がついて、太陽と称される桜花ちゃんへの賛歌となっている。
オープニングが板つきで、明るくなったとき、赤い衣装がぱっと目に飛び込んできて華やかでした。
客席から「おー」と声が出ていた。
タンゴの場面は、やっぱり、桜花ちゃんと桐生くんの関係は、男のアレみたいに見えて―というか、桐生くんは相当その気だが、桜花ちゃんは女性にも感心あり、という風にも見えるし、でも、女装の高世くんがニューハーフ(だから違うだろ、とどっかから声が聞こえる)(笑)だとすると、また違ってくるし・・・というわけで、登場人物の関係がいまいちわからないんだけど、ダンスがカッコいいからよいです。
真麻くんがキレがよくて、ついそっちに目が行ってしまうんだけど、真ん中の桜花・高世の絡みも見なくてはいけないし、で、困った。
朝香さんもキレがよくて、かっこいい。
朝香さんて、可愛い系の押し出しなんだが、男を引き込む魔性の女とか、「ちょいと、あんた」みたいなおねえさん風とか、やらせるとまた、ハマってしまうという、不思議なダンサーで。
ファンだということです。
で、ブラックアンドホワイトの場面。
ヤンリンほか3人のところも、全体で踊るところも、躍動的で、ノリのよさが増進されていました。
「新橋」効果か。
いやいや、うんとお稽古したんでしょう。
くるみちゃんが、体重感じさせない軽さで、ノリノリで、観てるこっちもいい気分。
娘役の衣装が、ホットパンツからスカートに変更になってました。
ホットパンツのままでもいいのに、と思うけど、なんか事情があったんでしょうかね。
やっぱり、音楽いいよね。
それにバシバシのってくる振りもいい。
OSKの真骨頂と思う。
チェリーガールズは、とてもキュートでカッコよかった。「春のおどり」の覚書でも書いたけど、「エリーゼのために」から「キッスは目にして」への曲の移行とともに鮮やかな変身という演出がよかった。やるじゃん、OSK。
衣裳がよかった。ショートパンツのほう。
露出度高いんだけど、健康的でかわいい。無駄な脂肪などない鍛え上げられた肉体あってこそだろう。みんな、スタイルいいよね。
歌がキャピキャピしてて、ちょっとアニメ声なのも、なぜか健康的なお色気効果に一役かってたようで。
それぞれの個性も感じられてよかった。
チェリーガールズ、OSKのウリにすべきですね(それは先刻承知の上でのこのプロデュースなんでしょうけどw)
今のメンツだと、あんまり大人びた風よりも、かわいい系のスタイルのほうが合ってるんじゃないでしょうか。
で、そのあとにロケットがあるわけだけど、若手が出てきてひと踊りした後で(チェリーガールズ御着替えタイム)、再登場する。でも、あっという間に出てきて、舞台袖では凄いことになってるんでしょう。
ロケットも、OSKのウリですね。
引きしまった足、速いテンポ、リズムよくきれいに上がる足。
とにかく、キビキビと動くさまが気持ちいい。
OSKのロケットは、
タカラヅカのと比較されることがあるけど、ほかに比較対象がないからそういうことになるんでしょうが、あっちはショーの中での扱いが違うのでね。
ヅカでは、「ラインダンス」と呼ばれてるかな。
出番の少ない超若手の顔見せの場、というポジションであるわけで、体つきも動きもまだまだこれからの人が多い。
かつてどっかの大学の社会人講座でタカラヅカ講座がありましたけど、それの講師の先生が、「ここ、オペラで見て、いいなと思う子を探してください」と言ってました(笑)。
あっちはそういう場なんですわ。
フィナーレの名倉加代子のダンス、前にも書いたけど、ちょっとニュアンスのある振りで、今回はしっくりときました。皆のなかでもうまくおさまったてことかもしれない。
両手を腰で揃えるのは、右じゃなくて左だった。
ここの楽曲は、ショパンの「わかれの曲」が使われています。
曲の正式な名称は、ショパンの「ピアノエチュード10の3ホ長調」ですが、日本では「別れの曲」というタイトルがポピュラーですね。
旅立つ人を讃えつつ見送る心持を静かに表現している楽曲と振りになってると感じました。
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OSK 夏のおどり @新橋演舞場 その2
http://torikara.exblog.jp/20990459/
2014-08-09T10:59:00+09:00
2014-08-09T10:59:20+09:00
2014-08-09T10:59:20+09:00
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OSK
思い出すままに、つらつらと書いていますよ。順不同もあるとおもいますけど、よろしくお願いします。
細かいところはすっ飛ばしてますので、「春のおどり」の一連の記事も読んでいただくといいかな。(そっちも、結構すっ飛ばしてますけど)
さて、新橋演舞場公演。
初日を観た印象では、新橋演舞場というビッグな劇場での公演ということで、気合いと意気込みを感じました。
初日は、気合い入りすぎの感もあり、途中で息切れしてる人もいたようで。
千秋楽では修正してきたのか、余裕を感じられるところ、客席と一緒に楽しんでると感じたところもありました。
おそらく、舞台そのものが松竹座より広くて、袖から楽屋までなんかも距離があったりして、それぞれの舞台でのパフォーマンスおよび転換においてのエネルギー消費量はちょっとずつ増えていて、トータルすると相当のアップになってるわけで、みなさん、袖に入ったら全速力! だったんだろうなと想像しますから、最後まで大変だったでしょうけど、大きな劇場でのパフォーマンスは気持ちよかったんだろうと思います。
舞台からそういうオーラが出てました。
ちなみに、新橋演舞場と松竹座を比較してみると、
座席数は新橋演舞場1428、松竹座1033、
1階席の横の座席数は(桟敷を除いて)新橋演舞場42、松竹座26。
舞台の幅と奥行きもその分、新橋のほうが大きいだろうと想像できる。
(実際の舞台の寸法が出てるサイトとか見つかるとよかったんだが、簡単に検索したところではヒットしなかった)
一幕の日本もののほうの「桜扇の章」
旅立つものと送るもの、別れのおどりですね。
桜花ちゃんが金の扇子を高世くんに渡すところ、「君に託す」ということね。
お二方の表情がいいですね。
次、2幕について。
ダンス、ダンス、ダンス。
プログラムに「ダンス宣言」してましたね。
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OSK 夏のおどり @新橋演舞場 その1
http://torikara.exblog.jp/20981751/
2014-08-06T11:50:00+09:00
2014-08-06T18:00:21+09:00
2014-08-06T11:50:09+09:00
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OSK
2014年8月1日までから3日まで、新橋演舞場で開催されたOSK日本歌劇団の「夏のおどり」、初日と千秋楽を観ました。
徒然なるままに感想を述べていきたいと思います。
「夏のおどり」となってるが、内容は、松竹座の「春のおどり」とほとんど同じで、ちょこっと東京仕様になってるところがあった。
詳しくは、ちどりさんのブログとかで見てくださりませ。
私が日本物で気がついたところは、鼠小僧の場面で。
鼠小僧の場面での、鼠も銭方平次もひなみ岡っ引きも、街のひとたちいろいろも全員出てきて、歌い踊るところの歌詞。
ミナミや、ミナミや、ミナミがいちばん~♪ と歌う1番。で、2番が、ぎんざや、ぎんざや、ぎんざがいちばん~♪ となっている。
で、プログラムの歌詞を見ると、「築地をこえて三原橋 あの橋わたって演舞場」とあるんだが、築地方向から行って三原橋(今は交差点の名前になってる)(昔、橋があったんでしょう)超えちゃうと、演舞場通り越しちゃいますが、ま、細かいことは言いっこなしにしましょう。
ここの、高世くんが、「春のおどり」では、へにょへにょした若旦那だったが、「夏のおどり」では、酒徳利ぶらさげた浪人風。酔っ払っちゃってて(依存症になってる可能性もあり)、しょーもない浪人さんですが、エエ男だから町娘がほっとかないの図。
ワタシ的には、これで片目に傷があったら、丹下作善だなあ、と思ったり。
若旦那も丹下作善(違う)も、どっちもかっこいいです。
ここね、客席降りとか、(下っ引が)花道から話しかけたりとか、(鼠が)お客さんに小判渡したりとか、いわゆる「客いじり」というやつね、ありましたけど。
これが、こなれてきたなあという感慨を持ちました。
いや、東京での話。
昨年でしたか、三越劇場での公演のときに、ちとかたいなあと思ったんだけど、東京で受けるかどうかわからない状態で、手探り、小出しにしてた感じがあった。
で、日生劇場の公演が大変好評で、手ごたえを持った。
そこらへんの自信みたいなものからくるのかなあと思います。
それぞれの人たちがそれぞれに精進して達者になった、というのは前提として。
千秋楽では、あれはアドリブだったと思うところがあるんだが。
鼠小僧が、下っ引に追われて、というか、従えて出てくるところ。
真麻扮する鼠がするポーズを下っ引が順番にしていく、というところで、まあさくん、片足後ろに上げ、これを片手でつかんで、ポーズ。バレエのアラベスクして、後ろに上げた足の足首を手でつかむ、て、感じですかね。千秋楽で初めて見ました。
片足でしばらく立ってないといけない、バランスとらなきゃいけない。これ、難しいね。
まあさが、「頑張れ!」と声をかけた。あ、まあさのアドリブか。やるよ、って言ってたのかもしれないが、下っ引くんたちの反応が一瞬「え?!」というように見えたけどね。
まあさくん、後輩に「頑張れ!」と声をかけるまでに成長したんだなと、頼もしい先輩になったんだなと、オバサンはちょっと嬉しかった。
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OSK 夏のおどり @新橋演舞場 覚書
http://torikara.exblog.jp/20975609/
2014-08-04T11:26:00+09:00
2014-08-04T11:26:05+09:00
2014-08-04T11:26:05+09:00
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OSK
フィナーレの曲、あれは「別れの曲」だったんだ。
ショパンのエチュードですよ。
ボーーっと観ていた自分のバカ。
気がついたら、じんわりしてきた。
***
タカラヅカばっかり観てきて、OSKは「マニアックだからなあ」としり込みしていた人が、「夏のおどり」を観て、
「OSK、すごいね。歌も踊りもタカラヅカより上手いかも」と、のたもうた。
心の中で、こぶしを握った。
しかし、「歌も」というところ、彼の劇団の面目はどこにいったのか。
***
松竹さん、どうぞ、お願いしますよ。
というのが、私の総括。
***
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春のおどり/2014 その2
http://torikara.exblog.jp/20745659/
2014-05-26T18:20:00+09:00
2014-05-28T09:41:06+09:00
2014-05-26T12:50:51+09:00
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OSK
吉峯さんのショー作品は、定番のカテゴリをつなげて作り、それぞれのテーマの中にちょっとしたエッセンスを加える手法と見受ける。派手な装飾だったり動きのあるスペクタクルのある舞台装置で新規な効果をねらったりしないで、ちょこっとした背景で雰囲気を伝え、見せるのはダンス。それだけでいい、という潔さと自負があると思うんだが―先立つものの不足によるものだと言う人もいるけど―、いや、そうであったから、内容で見せねばならぬ、魅せねばならぬ、という状況があったかもしれないし、そうでなくても、大劇と言われる大阪劇場でタカラヅカと派を競ったころから、「ダンス」は、OSKのウリであったわけで。
なにが言いたいかというと、今回もそういうオーソドックスかつシンプルな構成で、私は、OSKにおいてはこういう構成が好きだ。オーソドックスかつシンプルな構成であまりある内容を見せようという気概はそこここで感じた。あの、「Black & white」を再演しようというところなどね。団員の全体の技量がそれを演ずるに値するところまで追いついてきたという判断があったからこそなのだと思う。
で、その、Black & white。
太鼓のリズムが始まるところから、ワクワク。
楊林、白藤麗華、麗羅リコの3人。頑張りました、花丸。
という感じかな。
膝を手で押して移動するところは、もっと粘りがほしいし、きっちり見せてほしい。ヤンリンのジャンプももっと耐空時間がほしいところ。
そのあとの、男役3人組がでてきて踊って、娘役が出てきて、掛け合いみたいなことになって、入れ替わりがあって、最後は大勢になって、どんどんテンションあがって、最高潮に達したところで、ストンと終わる。この展開がとても洒落てる。ジャズしてる。途中からはロックかな。
ノリノリでよかったです。
2004年の時のを思い出して、もちょっと、という感じがしたのは、ほんのちょっと、ノリ遅れてる人がいたせいか。舞台で聞こえる音と客席に届く音の時間差のせいかな、とも思ったけど、それだと、舞台上の動きは早くなるはずで。よくわからない。
朝香さんはきっちりノッて踊っている。
彼女のダンスは硬質だ。同じポジションで踊ってた若木さんの軟らかい軽やかな動きを思い出したりした。
このレベルになると、それぞれの特性ということ。
さて、この間言ってた「ブードゥー」。
私の中のブードゥー教のイメージは、カリブ海に浮かぶ島国ハイチの民間信仰で、「呪術を行う」、「踊り狂う」、コワイタイプの宗教。
そんな浅薄な知識でもって見るから、「これはアフリカではないのか」「ブードゥー関係ないんではないか」と思ったわけだが。
改めて調べてみると、「植民地時代の奴隷貿易でカリブ海地域へ強制連行されたダホメ王国(現在のベナン)のフォン人の間における伝承・信仰がキリスト教と習合した事によって成立した」のだ(Wikiの受け売り)。そういう経緯があったのね。ジャズの歴史において、アフリカはその原点であるかもしれないが、奴隷としてアメリカにつれてこられた黒人の祈りがその本質であり、さらに、ブードゥーの音楽はカリブからニューオーリンズに渡り、ジャズへと発展していった。そこに、作者のこだわりがあった、ブードゥーは入れなくてはいけないアイテムなのだ。ブードゥー→ニューオーリンズ→ニューヨーク、というジャズの誕生から現代までの流れがあるのだ。Black & white というタイトルそのものがそこに包含される歴史を示しているではないか。
私はなにも理解していなかった。
そう思って最初の3人のダンスを見ると、また違って見えてくるように思う。
前後するが、「タンゴ」があった。OSKのタンゴ、好きです。
ここのウリは、タカセくんの女装。いや、女役か。
やっぱり、デカイし、肩が角ばってるから、華奢な娘役とは違うのね。
「ニューハーフ」というのはありか、と、友人に言ったら、即座に「ないっ!」と言われた。
桐生さんと桜花ちゃんとのキスなんてのもあるし、ありうるかもねえ。相当に倒錯的幻惑的な世界になりそうだが。
フィナーレのダンス。
名倉加代子の振付。
男役の振りで、
片手を上げてやわらかくちょっと曲げて、片手は腰に当てる振り。(これで回ってたっけ。。もう忘却の彼方)
それから、両手を右側(だったと思う)の腰で揃える振り。こちらも手はちょっと曲げてる。
このポーズが、いつもの「男役、カッコいいだろ」ダンスと、ちと違う感じがして。なんか踊ってる人もいまいちカッコつけられなくて戸惑ってる感じがしたりして。
で、真麻くんを見たら、わかった。
これは、クラシックバレエの男性ダンサーが、パ・ドゥ・ドゥで、よくやる振りではないか。
真麻くんは、理解して踊っているようだった。
名倉さんの意図はどこにあるのか。
今はわからない、わかるときがくるかどうか。わかる必要があるかどうか。
***
昨日で松竹座の「春のおどり」は終了した。
まだ、東京での公演があるけれど、
桜花昇ぼるは、OSKにさよならしたのだ。
寂しさを感じる。
***
タイトルを、「春のおどり/2014」 から 「春のおどり/2014 その2」 に、変更しました。
次の記事を書こうと思って、この記事になにも付いていないことに気づいて、
後で整理してみるときに面倒でしょうと思って変更しました。
あれ、新しい記事? と思われた方は、混乱されますね。
すみません。
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春のおどり/2014 その1
http://torikara.exblog.jp/20738928/
2014-05-24T13:08:00+09:00
2014-05-28T09:41:06+09:00
2014-05-24T13:08:42+09:00
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OSK
1幕は日本物で、2幕は洋物、という定番の構成。
1幕、セリを使ってステージ作ったり、盆が回ったり、と、結構スペクタクルしてて、面白かったです。
友人に言ったら、「王道」とのこと。そうなんだ。
今回のはちょっと趣向かわりましたね、と、思ったのだけれど、松竹座で観るのは久しぶりだから、その間に変化があったということなのかもしれない。
桜花ちゃん退団なんだなーと思ったのは、光源氏のところ。
桜花源氏さま、美しい女人方と触れ合うも、みな離れて行く。
そのあと、源氏がさびしそうに見えたのだが、桜花ちゃんの心のうちが表れてるのか、自分の気持ちの投影か。。
頭中将と若い源氏が踊りますね。高世真央と桐生麻耶。
これがいい。凛とした風情がいい。
娘役さんがなんにんも並んで出てきて、それぞれが源氏とゆかりの女人ということなんだろう。
順番に踊るんだけど、ニュアンスを変えているように見える。
プログラムでは、「女」でひとくくりになってるけど、なんとなく
朝香櫻子は藤壺か。牧名ことりは紫の上かな。
白藤麗華は若い感じだから、女三宮か。
折原有佐は葵の上かなあ。恋羽みうは、だれかなあ。
鼠小僧の場面は、転換が早い。
いろんな人が出てきて、面白かったですね。
オチもなかなかなもんで。
鼠の真麻里都が軽快。掛け合いのところのノリもよい。
主人公なんだから、もっとアクが強くてもいいかもと思うけど、さらりとやっちゃうのが真麻くんらしいんだね。
ここは桜花ちゃんは岡っ引きだが、アピールよろしくで、ぜんぜん捕まえるつもりない。
そこが桜花ちゃんらしい。
タカセくんは若旦那ですか。
力はなさそうな色男。
プロローグとフィナーレで歌われる主題歌は、退団仕様の歌詞で、「前見てずっと歩いてきた」とか「いつかまたどこかできっと会えるから」とか「ありがとう」とか、桜花ちゃんの気持ちなんだろうなあと思うと、ウルっときそうだが、曲そのものは、明るくて応援歌のようで、これも桜花ちゃんらしい。
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春のおどり/2014 覚書2
http://torikara.exblog.jp/20728985/
2014-05-21T20:12:00+09:00
2014-05-28T09:41:06+09:00
2014-05-21T14:45:15+09:00
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OSK
今年の春のおどりは桜花ちゃんの退団公演であって、それについて言わなくてはいけないのだけれど。
まだ、覚書です。
フィナーレの名倉加代子の振付。。ちょっと変わってますね。
あれは、クラシックバレエの男性ダンサーの振りではないだろうか。と、思いいたったのだけれど。
あとでちゃんと書きます。
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春のおどり/2014 覚書つづき
http://torikara.exblog.jp/20720922/
2014-05-19T09:37:00+09:00
2014-05-28T09:41:06+09:00
2014-05-19T09:37:05+09:00
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OSK
覚書で「ブラックアンドホワイト」と言ったが、今回の舞台での正式の景のタイトルは、「太陽の鼓動」である。
A アフリカ(ブードゥー)
B ニューオリンズ
C ニューヨーク
D 踊るニューヨーク
という構成。
で、テイクファイブが出てくるのは、Bからであって、私は昨日「ニューヨーク」と言ったけれど、正確には「ニューオリンズ」だった。
私の中では、アフリカの太鼓のリズムから生まれたダンスが、アメリカにわたってジャズになった、という風にとらえているので、ま、アメリカの場面は全部「ニューヨーク」でくくられているのでありますが、そうか・・ニューオリンズのジャズというわけか。逆光の中に浮かび上がるギャングスタイルの男性たちは、ニューオリンズの人ということなのか。それにしては、洗練されててイカシてるので、ここはもうニューヨークと思ってしまったのだよね。
B,C,Dの場面でも音楽はめまぐるしく変化し、リズムも変則的になっていて、これにバッチリの振りをつけた麻咲梨乃の手腕はすごいと、改めて思う。プロだから当たり前、と言えばそうなのかもしれないけど、いや、すごいと思いますよ。
Aの場面、アフリカにカッコつきで「ブードゥー」とあるのは、作者のこだわり、理由があるのであって、初演(2004年)のときは、なんでブードゥー? と思ったけれど、今回、なるほどと思ったことがあった。腑に落ちた、というか。そうすると、私の「アフリカの太鼓のリズムから生まれたダンスが」という認識は、浅はかであって、もっと深い内容を秘めていることになるのだ。
これについては、後述したい。
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春のおどり/2014 覚書
http://torikara.exblog.jp/20717465/
2014-05-18T16:21:13+09:00
2014-05-28T09:41:06+09:00
2014-05-18T10:25:54+09:00
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OSK
あれはね、テイクファイブなんですよ。「ニューヨーク」のところ。
あの名作へのオマージュか。
「名作」というのは、オリジナル曲であるデイブ・ブルーベック・カルテットの"Take five" のことではなくて、かつてOSK日本歌劇団が近鉄傘下にあったころに演じられたダンスのこと。なんでしたっけ、お芝居のフィナーレでやったんだったと思う。もちろん、ナマで見てるわけはなく、映像で見たのだけれど、これがものすごくかっこいい。洋あおいがすごくいい! と思った。はやみ甲の振付だった。
で、「エンドレス・ドリーム」で再演されて(ちょっとアレンジされてたようだが)、これをテレビ放映で見て私はOSKにハマることになった、という記念の曲であります。
で、こっち(「ブラックアンドホワイト」)のテイクファイブだけど、大胆にアレンジされてて、最初のメロディで、あーと思うけど、雰囲気は全然変わっているので、気づかない人はいるかもしれない。
ジャズアレンジで、ノリノリ。
宮原透さん、素敵なアレンジ、ありがとう!
これの初演は、10年前ですよ。2004年の「春のおどり」。あの時のメンバーは、凄かった。まさに、これぞOSK! のダンサーがいた。
***
「春のおどり/2014」に戻りまして、もひとつ、チェリーガールズの出る場面の曲。
かわいいフリフリスカートの衣装でかわいく登場。
有名なピアノ曲です。ベートーベン作曲「エリーゼのために」。
で、そのかわゆいドレスを脱ぎ捨て、まー目にも鮮やかな大胆なパンツスタイルで踊り、歌うのが、
「キッスは目にして」
「エリーゼのために」のリメイク曲で、Wikiによると、ザ・ヴィーナスというグループ(日本人ですよ)が歌って1981年にヒットしたとか。
なかなかしゃれた演出だった。
*注:「春のおどり/2014」という表記は、私が整理の便宜上作ったものであって、公演そのものは、「レビュー 春のおどり」である。
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近況報告~OSK~ベルばらまで
http://torikara.exblog.jp/18404373/
2013-07-05T09:00:00+09:00
2013-07-05T20:17:45+09:00
2013-03-23T11:50:14+09:00
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ほどほどジュビレ
タカラヅカは、とりあえす全公演いちおうは観てます。
が、なんか、テンションあがらない公演が多いので、これは言いたい! という気分にならず、ブログ書かなかったり。
****
あーそうそう。
OSK日本歌劇団の日生劇場公演も、観ました。
これは、よかった。
とても、よかった。
特に、二部。
演出の名倉加代子に拍手!
というか、名倉先生は、OSKに対してやってほしいこと、OSKで観たいもの、私とほとんど重なり、
これが観たかった! これよ!
でございました。
で、東京方面の観客にはこれがヒットだったようで、楽日は完売!!!!
フィナーレでの羽根なし階段おりの大英断。
豪華絢爛のタカラヅカと同じことをしなくても十分魅了できると思っていたので、溜飲を下げました。
これはぜひ継続してください。
OSKディープなファンの間では、ロケットのすごさがちと足らん、ということのようでしたが、私としてはあれで十分です。十分、キチンと、キリッっと完成度の高いもんができている。
ジャズダンス、コンテンポラリー、タンゴなど、レベルの高い内容を出せるから、ロケットをウリにする必要はないでしょうと思います。
ま、以前のすごいのを知ってる人にとっては、それでももっと、と思われるんでしょうけど。
できたらお願いしますの程度かな。
日本物については、美しく優雅な中に、キリリッの要素が芯に感じられて、良かったです。
特にヒットは、「ステーションでの別れ」のシーンかな(タイトル勝手につけてます)。
ずっと以前に、紫吹淳がトップだった時の公演に似たようなシーンがあったなあ、と思い出しながら観てましたけど、違う印象で。
なんといっても、タカセ書生が素敵すぎます。胸キュンもの。
あとね、連獅子。
圧巻でした。
このあと、洋物でガンガン踊らなきゃいけないのに、体力大丈夫か、と思いましたけど、OSKにその心配はしてはいけない、と、友人に言われそうですね。
****
で、ベルばらですが。
まず、月組。
リアルタイムで、週刊マーガレットを毎週楽しみにオスカルの人生とともに青春時代を駆け抜けた元少女としましては、タカラヅカの「ベルばら」は「ベルサイユのばら」ではないのです。
が、これはこれで、(突っ込みどころも含めて)楽しめる要素をたくさん含んでおりますので、楽しんで観ております。
オープニング、華やかでよろしい。あんなにキャピキャピする必要はないと思いますが。
衣装も豪華できっちりと作ってあってよい。これがあるから、たくさんの人が「ベルばらやるの? 見たいわ~」となるんである。今後、財政的に大変なことがあってもけしてこのレベルを下げてはならないと思う。
で、この日は、オスカル龍真咲&アンドレ明日海りおでした。
オスカルのマサオくん。
うーーーん、この役作りは・・?
ところどころ、女性らしさを出そうとするんだろうが、やけに、なよっとしちゃうのね。
オスカルは、女性らしいしぐさとか物言いとかは、完全に投げ捨ててる女性。として描かれていないと、オスカルではないのでですね。だから、それを体現している舞台上は男性である男役と、舞台上は女性であるオスカルと、どう違いを出すかが非常に難しいところなんだけど、マサオくんのアプローチは、明らかに違うんだよね。
で、この演出、衛兵隊の仲間の前で、土下座するアンドレ、とか、オスカルが息絶えたときのロザリーのここぞとばかりの雄たけび(としか聞こえない)とか、最後のクレーン車登場、とか、ありゃりゃー・・・な演出が散見して、ちょっと感情移入とはいきませんでした。
ワがセノキミ(ちげーよ)の越乃リュウさまが、ブイエ将軍だしさ・・・(ぶーぶー)。
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さて、雪組「ベルばら」
フェルゼン編でございます。
こっちは、面白かったです。
演出に赤面するようなところがなかったのと、役者がみなレベルが高いのが、ポイント高くなった要因でもありますが。
荘一帆が、恋する貴族フェルゼンをよく体現していました。
歌で伝わることが多くて、歌がうまい、というより、感情を載せるのがうまい。
あちこちわたり歩いて、いろいろ経験して、自分の中に蓄えてきたんだなーと思いました。
スタイルを重んじながら、時に、感情の発露をきちんと見せてこちらの心の中に迫ってくる、というのは、さすがでした。
愛加あゆちゃんも、よくやってました。
なんか、出番が少なかったけど、若い彼女の負担を少なくしようという配慮か。
牢獄の場面の別れがつらく悲しく、そのおかげで、フィナーレで、赤いスーツの荘さんが舞台中央で待ってるところへ、赤いドレスのあゆっちが出てきたとき、あー会えてよかったね、と、思ってしまった。
オスカルは早霧せいなでしたが、わたしの中のオスカル像に一番近かったかな。
「諸君! 市民に銃を向けるか、この偉業に参加するか、選びたまえ!」(こんな内容)
のシーン、アランたちの隊長についていきます、との宣言を聞いて、
(こぶしを握り)ガッツポーズ!
あひゃ、かわいい。
ガッツポーズのオスカルは初めてかも。 こういう現代的な演技を入れてくるとは、ちょっと、おもしろいことになったぞ、と思いました。
くれぐれも、劇団および植Jiiさま、「ベルばら」の伝統を崩すこと、まかりならぬ、などと、わけわかんないこと言わないでくださいませ。
早霧くんのオスカルは、わたしの思うオスカルに近かったわけですけど、極力女性らし(く見えるしぐ)さを排していて、じゃ、女性であることをどこで見せたか、というと、
「しゃくりあげるオスカル」ですかね。
感情が昂ぶるところ―アンドレが死んで、「行こおおおおうッ!」となる流れのところとか、自身が撃たれて、「アンドレ、お前はもういないのか」と嘆くところとか、ですね。
ちょこっとしゃくりあげる。
思わず、自分がでてしまう、という感じね。
うまいこと考えたなと思いました。
ちなみに、原作では、オスカルが女性らしい感情を無防備に出す場面は、唯一、アンドレが死ぬシーンで、アンドレがかすかな息の中で「・・・水・・・」と言い、水を持って走ってくるオスカルの表情が、そうなんですが(マンガでありながら、カタルシスを表現した池田先生の画術が秀逸)。
今日は、こんなところで、
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あけましておめでとうございます
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2013-01-01T09:00:00+09:00
2013-01-02T08:17:19+09:00
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ichigoshoto
ほどほどジュビレ
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
とは言いましてもね。
宙組、雪組、とうとう年内にアップできず、ずるずると年があけてしまいまして、テンション低いことこのうえなし、なんですが。(どっかで書こうとはおもってますが)
今年もこんなかんじでいくんでしょうねと思います。
あまりバリっとしたごあいさつになっておりませんが、お付き合いいただける方、よろしくお願いいたします。
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今年は、ベルばらをやりますね。
これは、懐かしのわたとうこのフェルゼンとアンドレの場面(舞台でこんなシーンはありません)
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