tontonのジュビレ日記

休み癖が抜けない

「エヴァンゲリオン」最終回を観て、「手抜きもいい加減にしろ! ふざけるな!」と思うか、「前衛的、既成概念に捕らわれない新しいタイプのアニメだ。」と思うか、感想は分かれるんじゃないかと思う。私はどちらかというと、前者のほうだったんだが。
なんだか、「2001年宇宙の旅」の、ただの模様画像が延々と続いたあとにどっかの部屋みたいなところに着きました、というようなちゃっちい結末を見せられた時みたいな気分だった。このアニメはストーリーを動画で語るという従来のアニメの手法で最後まで来ているのだから、最後までそれを通すべきだと思うし、最後の2回の静止画像の連続(写真まで出てきた)という展開は、ここでは使うべきではなかったと思う。いきなり、「ちょっとお遊びが入ってますから、そのつもりで見てね」といわれてもなあ・・という感じ。動画の製作が間に合わなくて苦肉の策でああいうことになったのか、という疑いが頭をよぎる。
で、ここまで見てきた人はやはり最後はどうなるだろうという興味を持ってみているのであって、内容よりも表現そのものを目的とした実験的、前衛的な映像表現を楽しむというところにはいないわけだ。だから、まず、「使徒」とはなんであるか、なぜヒトを襲うのか、という命題に対しての答えを、しっかり時間と画像を使って語ってほしかった。最後のほうでサトミがちょっと説明するけれど、あれでは不十分だろう。いたいけな子供たちが精神を病みながらも、ひとびとのために闘った相手はなんだったのか、その実体はなんだったのか。その答えはきちんと語られなかったし、このような状況下でもおのれの利益のために子供たちを利用し、搾取した大人たちはきちんとした形で断罪されず、挙句に「あなたの心も私の心も融合して平安を得る」みたいなファンタジーに墜ちていくとは・・。
ちょっとあんまりな最後じゃないか、と思い、「これ、放送した時、みんな満足だったの?」と息子に聞いたら、「だから、劇場版ができたんじゃないの」ということだ。なるほど。では、それを見てみよう。(だが、これもたいしたこと無かったので、ちょっとがっかりだったんだけど。作者は息切れしたか)
好きでないといいながら、しっかり観てしまった。最終2回までは結構面白かったし、絵がきれい、キャラクターの絵が魅力がある、動画も丁寧に作ってあるから、そういう点ではひきつける何かを持っているということだろう。


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「私のお宝」から。
息子3が小5の時に描いた我が家のペットのカメの絵。(真ん中の白いのはガラスが光ってる)
夏休みの宿題で、何かの美術展に応募したら、賞をもらっちゃったのだった。
この子はこの道へ進むか、と母はちょっと期待したが、今のところの彼の趣味はゲームとガンプラだ。
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by ichigoshoto | 2005-05-07 00:45 | holiday主婦の日常