tontonのジュビレ日記

年の初めにあたってのごにょごにょ

毎年、年が明けても特に気持ちを新たにするなんてことはしない私であるが、最近思っていることなど。

・「覚悟のススメ」。
こういうタイトルのマンガがあった。アレは羊頭狗肉というか、題名と内容とがぜんぜん違うと思うが、このタイトルはいいね。突きつけられるものがある。
自分の周りのいろいろな人の様子を見ていて、秘かに「覚悟を決めろよ」と思うことがあって、私も覚悟しとかないといけないことがあるなあ、と、思っている次第。それがきた時に自分はじたばたしないように、自然に受け取れるように、心構えをしとかないとな、と。

・高村薫を読んでいる。
ベストセラーをその時に読まない人間なので、いつも時期遅れで読むことになる。世の中の多数の人が認めたから、という理由で選びたくはない、という甚だひねくれたオバサンなので。損をしてることも多い。陰陽師シリーズは、早く出会っていれば、と思ったし。きっとたくさん損をしているんだろう。でも、なんだよこれ、と思うようなつまらないのもあるので、とにかく読んでみるしかない。ヅカの舞台とも似ているな。世間の評判と自分の感想は違うことが多い。
で、高村薫。「マークスの山」である。面白いよ、これ。
まず文章がプロの書き手を感じさせるのが良い。この入り口で萎えてしまうことが多々あるので。で、こういう硬い、醒めた書き方、好きだなあ。硬いんだけど、作者の主人公への愛が感じられるのが、いい。井上靖とか松本清張なんかもそう感じるんだけど。
犯人(多分。まだ最後までいってないので)の青年の生活と、事件と、捜査活動とが、平行して進む。ルース・レンデルなんかがよく使う手法。
事細かに説明してくれるのはいいんだけど、自分でもどこで結びつくだろうかと考えながら読んでいるんだけれど、読者だけが知っている情報と、刑事さんが知りえている情報とが、混乱してきて、え、このことは警察はまだ分かってなかったんだっけ、とおもったりする。そこらへんの混乱を整理するために、時々まとめをしてくれる。作者も書いていてこんがらがってたりして。
それから(これは私の情報整理力の問題だが)、登場する刑事さんが多くて、こんがらかってくる。ひとりずつプロフィールを絵つきで書いとこうか、と思ったりして。ネットで検索したら、既にやってる人がいて、これはありがたい。(ちゃんと覚えなさい)
なるほど、これは面白いわ。合田が魅力的。ネットで検索しても、ファンサイトがたくさんできていて、合田さんのファンサイトまであったりするのも、うなづける。あと、森さんのキャラがいい。
さて、どういう風に最後をまとめるんでしょうか。
でも、ミステリ小説(私はそう思うよ)は、一気に読まないと面白くないし、先が知りたくて途中でやめられなくなるので、仕事があるときは困るのよね。心は本の方に向いていながら、PCに向かうのである。これも「覚悟のススメ」か。
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by ichigoshoto | 2006-01-09 16:50 | holiday主婦の日常