tontonのジュビレ日記

The JuJu ~BLISS~

日本橋三越劇場での公演を観ました。
三越劇場、もう3回目なんですね。
(全部観てますけど)


今回の舞台は、1部、2部ともにショーで、1部が和物、2部が洋物です。
北林佐和子の作・演出、ということでしたので、ちょっとした期待がありました。
なにか、面白い趣向になってるのかなと。

北林さんといえば、私にとっては「闇の貴公子」シリーズの作者でありまして、これ、私はビデオで観ましたけど、今はDVDも出てないようで、幻の名作となりつつある、という気がしてます。

でちょっとした仕掛けがほどこされている。
「JuJu]を探して・・「JuJu」はどこに・・という問いかけが最初にありまして、和物、洋物を通して、この謎を追いかける、最後の最後に明かされる、というわけ。


とはいっても、ストーリーがあるわけではなくて、テーマは「90周年記念」でありまして、お祝い気分が一貫して流れる。
最後に明らかになるのは、JuJu=ジュジュ=寿々・・・というわけで、追いかけていたジュジュは、90年続いたOSKのこれから、さらにその10年後の100周年、ということのようです。
ちなみに、副題としてついている”BLISS”は、英語で「無上の喜び」という意味です。90周年を迎え、来るべき100周年をともに迎え、喜びましょう・・・これからの10年もどうぞよろしく・・・ということになるんですね。




1部は、なんといっても、オープニングの桜花ちゃんとタカセくんですね。
美しいです。
美しいことはよいことだ、と素直に肯定できます。

あとは、口上があって、結婚式でのどたばたの場面、光源氏の場面などなど。

で、tonton的には、この1部はちょっと消化不良でありました。
OSKをなぜ見るかというと、ダンス! ですので、ダンスそのものをもっと見せてほしいなあ、と。




休憩があって、洋物。

こっちは楽しめました。
テンポよく、バシバシ。

特に娘役陣。

踊れる子ばかり集めてきましたね。
というか、友人は、舞美りらがチェリーガールズ従えて踊っちゃうし、と言ってました。
そのとおり。
みうちゃんとかくるみちゃんとか瀬乃さんとかがバックって、贅沢というか美味しすぎるというかもったいないというか。


で、その中でも、楽しみにしていた朝香櫻子。ここのところ、西の方には行っていないので、ナマ櫻子ちゃんは、しばらくぶりです。

少女のような愛らしさに、男前のダンス。
時に無心でクールな表情を見せる。ここんところが好きですね。

いつかの「春のおどり」だかで「スワンレイク」をやった時に(名倉女史振付!)、櫻子ちゃんは黒鳥をやってましたが、この黒鳥があっけらかんと明るくて、無邪気に跳ねてみせる。そのあっけらかんとして元気な踊りの中に怖さが見えました。
すごいダンサーだ。


で、今回の彼女の真骨頂は、アラビア風の場面(「シャングリラ」だそうです)。
櫻子ちゃんは白いアラビアのお姫様風のお衣装で、とらわれの身か? 
牧名ことりは黒の衣装。偉そうにしてるとこみると、悪者の女ボスか?
プログラムによると、櫻子=光のプリンセス、牧名=闇の女王。

で、光のプリンセス、孤軍奮闘。
二人の白黒(ことり=黒、櫻子=白)対決がありまして(もちろん、ダンス)、最後、光が闇に勝つ。



あと、面白かったのは、タカセくんの客席とのやり取りとか、桜花ちゃんのとぼけっぷりとか、緋波さんのこなれた芸(もはや芸の域)とか。


男役は、先輩方のうまさが光り(当然ですが)、若手群、さらに頑張って、というところ。
男役ができるまでは年月がかかるからね。頑張ってください。
楊林くんも悠浦くんもすいぶん、素敵な男役になってきました。


娘役はとても充実してます。
みんなきれいでダンスうまい。ロケットもすごい迫力で、これぞOSKで、満足でした。
これから楽しみです。


さて、フィナーレのアンコールで、これからの公演のご案内がありまして、いろいろおっしゃてました。
詳しくは、webで。
というところですが、東京では、東京會舘でクリスマスディナーショー、来年の春は日生劇場で「春のおどり」をやるんですね。
楽しみにしたいと思います。
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by ichigoshoto | 2012-10-13 09:00 | OSK