tontonのジュビレ日記

月組 「ロミオとジュリエット」

さて、新生月組の「ロミオとジュリエット」ですよ。
《明日海りおロミオ、龍真咲ティボルト》 バージョンでした。



なんとも不思議な感じ。



真ん中は幼さ全開、両家の若者たちはチンピラとその彼女のグループのよう。
若さゆえの愚かさを体現していて、これはこれで、若い月組のいまにぴったりの演出だったのだと思います。

明日海のロミオは、愚連隊のようなわかものたちとの対比も鮮やかで、まっすぐで純粋なロミオを印象づけました。

で、それを取り巻く大人たち。
これが本格的なミュージカルを演じていて、地に足のついた舞台を作りました。
特に、美穂圭子、越乃リュウ、英真なおきは出色で、乳母のアリア、父のアリア、神父と乳母のアリアとも呼ぶべき素晴らしい歌を聞かせてくれ、感動し、涙したのでした。

「愛」と「死」のダンスもよかったです。
オープニングから引き込まれました。
雪組公演の時と比べて、能動的というか、牽引力を感じましたが。



「若い月組」ということですが、若さは未熟さも含んでいて、時としてそちらのほうが出てしまうこともあるのですが、今回の月組公演では、その若さをうまく使って、暴走するわかものたちを表現し、大人たちが要所を締めて、面白かったです。
これが演出家によって意図されたものであるなら、拍手を送りたい。
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by ichigoshoto | 2012-09-17 09:00 | タカラヅカ