tontonのジュビレ日記

星組 「ダンサ・セレナータ」 その2

英真さんがいない、夢乃くんがいない。
そうなんだーというのをときどき思い出してましたが、その穴をきっちり埋めて、隙間を感じさせないのが、今の星組だと思う。



でね。
欲を言いますと、

もっとこう・・・うわっとはじけたかなとか、ふふんとか、クスクスとか、出たんじゃないかなーと、そういう場面がいくつかありましたね。

あと、単純じゃなくていろんなニュアンス表現してほしいなーと。
マサツカさんのは、そういうのが出てナンボと思うので。



トップと二番手のふたりのシーン、マサツカ劇には必ずありまして、これがおいしい場面設定になってるんですわね。

例の「二人だけが悪」のマリコ/ノルも相当楽しめることになってたし、「愛するには短すぎる」初演(「初演」をつけることになるなんて)のわたるさんととうこ、面白かったよね。
あと、「マリポーサの花」の水さんと彩吹さんのもよかった。

というわけで、マサツカさん作の舞台に出るトップと二番手の二人のシーンには重責がかかっているのです。
ご本人たちがどこまで認識しているかはわからないですけど。
普通に芝居してたらだめですよ。

じゃあ、今度のそれは不満だったということですか。
ということになりますけど。

うん、不満というわけではないけどね。
レオンも紅くんもよくやってる。
もっと深めてほしいと思うわけ。

「俺達は似ている」のところなんかね。
すらっと流れてませんか。
ここに彼(ホアキン)の心の底にあるものがちらとでも見えれば、最後の波止場の対決での印象も変わってくると思うのです。
ホアキンは、秘密警察の仕事を実はどう思っているのか。
彼の言葉の裏には、イサアクみたいな生き方への憧憬があったりするんじゃないのか。
ホアキンという人物は、体制側として描かれてますが、心の中には複雑なものを抱えてるとみましたが、マサツカさん、どうですかね。

こういうシーンのレオン、まだ、まじめだね。
すかしたところのレオンは、超が付くカッコよさですが、も少し、自在に変化が出るようになるといいなあと思います。



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いい感じにニュアンス出てたなあと思うひとたち。



舞台を締めるベテランポジに入ったミキチグさん、いい味出してます。
幹部組に入って、これからだよね。
英真さんのあとを追う必要はないと思うけど、独自の持ち味を出していってほしいと思います。


美城れんクン。
今回もいい感じ。ゆったりとゆさゆさしたおじさんでした。
何とか軍曹もいい。たじたじとなるところなんか、サイコー。
この人が出ると、ちょっとほっこりする、思わずにやにやしてしまう。
そういう役者になってきました。
いいなあ。


あと、花愛瑞穂さん。
酒場のマダムと、最後のほう、モニカを波止場から船に連れていくオバサン(エヴァという名前があった)。セリフもほとんどないんですが、いい感じね。
酒場のほうは、歌うマダムで、いい声聞かせてくれてます。ファド風の歌だそうで。


話し変わるけど、ファドということは、この国はポルトガルか?
名前からラテン系かなと思ってたんですけど。


まだつづく
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by ichigoshoto | 2012-08-05 09:00 | タカラヅカ