tontonのジュビレ日記

ルーブル美術館展

横浜美術館まで観に行ってきました。18日で終わりなので、慌てて出かけていったというわけ。
同じことを皆考えると見えて、10時10分ころ着いたら(10時開館)、既に長蛇の列で、30分待ち。ほおお、人気あるんだ。

ルーブルと言っても、これは19世紀の絵画を集めたもので、時代で言ったらフランス革命の当たりか。新古典主義からロマン主義へ、という副題が付いているとおり、うんと写実的なところからもうすぐ印象派かな、というところまでの絵がかかっていた。
で、アングルの「トルコ風呂」とか「泉」とか、細面なボナパルト(これはこういう題名ではない)とか、聖別式の衣装のボナパルト(これもこういう題名ではない)とか、有名なのもきてたけど、そういう有名どころで人だかりがしてるのより、名前を知らなかったような画家の小品でいいな、面白いなと思うのがいくつかあった。

アルフレッド・ド・ドルーの「ラーホール王ランジート・シング・バードールとその従者」:
馬がよだれを垂らしてたり、砂埃が上がってたり、とか、王様の衣装のキンキラキン具合とかはとても写実なんだけど、馬にまたがってる王様と傘を差しかけてる従者が動きがなくって装飾的。なんとも不思議で魅力的。

テオドール・ジェリコーの「傷ついた胸甲騎兵」:
6号くらいの小さな絵で、一人の兵隊さんがすわってる絵なんだけど、この兵隊さんの表情がなんとも疲れて絶望的な感じがある。そんなに描き込んでないんだけどそう感じさせる技量が凄いな、と思った。

それから、今回の大収穫は、コロー再発見だったな。
コローって、印象派のちょっと手前の画風で、写実的な風景画という風に思っていたが、写実は写実なんだけど、色の具合が独特。ちょっと他の人のと違うのだ。
どぎつくなく、ソフトなトーンで、とても気持ちがいい色合いなのだ。
中でも、「ティヴオリ、ヴィッラ・デステの庭」が好きだ。壁のベージュ色と空のなんともいえないひなびた水色がいい。うちに持って帰って飾りたい(何考えてるんだか)。

ルーブル展をでたところで、コレクション展というのもやってたので、これも観てきた。

下村観山の絵が面白かった。これはマンガの源流だと思った。
それから、浮世絵のところの山村耕花の「 勘弥のジャン・バルジャン 」がトド様そっくりで、思わず笑ってしまった。
[PR]
by ichigoshoto | 2005-07-12 17:38 | holiday主婦の日常